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第一夜

 こんな夢を見た。

一人の女性が廃墟になった宮殿で佇んでいた

そこは彼女の王国だった。しかし、もはや荒れ果ててしまっていた。

どうして、王国は廃墟になってしまったのだろうか。

支えを完全に永遠に失ってしまったからである。

支えを取り戻す力は、彼女の王国には無かった。皆が、彼女を含めて、酔い痴れていたからである。

一時的には、太陽が極度に照らすことで、王国の水は干上がってしまっていた。しかし、水源が潤うことによって、繁栄することができていた。

だが、二度目の太陽によって、水源は完全に干上がってしまい、再び潤うことはできなかった。

王国の繁栄は終わったのである。

その時は、彼女の伴侶となっていた彼も、浮気をし離れてしまっていた。

彼女の仲間たちはそれぞれの理由で、彼女から離れてしまっていた。

どうしてこうなってしまったのだろうか。それは誰にも分からない。

王国は衰退し廃墟となった。ただ一人、彼女を除いて。

廃墟の玉座で佇む彼女。孤独の王国。

しかし、完全に独りではない。一匹の猫が彼女のそばに寄り添っていた。

猫は鳴くだけ。しかし、彼女の孤独を埋めるのにちょうど良い。

冷めたぬるま湯の中には廃墟の王国がある。そこには一人の女性と一匹の猫がいる。

一人と一匹。孤独を埋め合わせるようにして。

そこで私は目が覚めた。あの夢は一体どんな意味が有ったのだろうーー。



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