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第40話 結果
「はい、じゃあテスト、返していくわね。
前回と同じだけど、30点未満の科目は追試になるわよ」
30点未満、か。
さすがに大丈夫だろう。
「相田さーん」
出席番号順に呼ばれるようだ。
「裏縞くーん」
太郎が呼ばれた。
「はいっ」
答案を受け取った太郎の顔がみるみる曇っていく。
あー思ったより良く無かったのかな。
「大上くーん」
受け取った答案を一枚ずつめくっていく。
よかった、さすがにあれだけ勉強したんだ。
赤点は無いみたいだ。
「はいじゃあ訂正ある人は各自担当の先生のところに行くこと。
号令!」
先生が教室を出るとみんな思い思いに動き出した。
俺は太郎の席に向かった。
心なしか太郎の顔が青白い。
「太郎〜。
どうだった?」
「…………4個赤点だった……」
「嘘だろ?!」
「……見てみるか?」
太郎の答案は概ね埋まってはいるものの、かなり多くの解答欄にバツ印がつけられていた。
「勉強したはずなんだけど……
知らないうちに自分の美貌に見惚れちゃってたのかも……」
「ちょっと何やってるんだよ〜」
いつの間にか俺たちの学力は逆転していた。




