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第36話 本業
「はぁー。
疲れたあ〜」
1日目が終わった。
重かった荷物を下ろす。
「陸人、楽しかったな!」
太郎が俺の勉強机に座って足をパタパタさせている。
「そうですね!
ただ……」
「ただ……?」
「アルバイトを始めないとそろそろお金が尽きはじめるし、もっともアイドルオーディションの準備も。
もちろん高校の期末テストもあるし……」
太郎が足をパタパタさせるのをやめた。
「そうだな」
「そもそもアイドルオーディションってどうしたら受かるんだろう……?」
太郎が足を上げた勢いで立ち上がった。
「アイドルオーディションに関してはまかせて!
僕、言っても本業だから」
そうだった、この人元sayshow NAGONのメンバーだったんだ。
心強い。
sayshow NAGON、知らないけど。




