21/37
第20話 残されたもの
「やはりここにいましたか。」
俺は使いにかぐや姫のそばから離された。
「オオカミさん…
ごめんなさいオオカミさん!!!」
使いがかぐやを強引に連れ去ろうとしている。
「かぐや姫ええええ!」
俺は泣き崩れた。
ぽとっ
かぐや姫の袖から玉手箱の様なものが落ちてきた。
俺はそれをただただ抱きかかえることしかできなかった。
第21話 玉手箱
かぐや姫との約束をなんとしてでも果たさなければならない。
きっと彼女は空から俺のことを見ている。
かっこいい姿を見せてやらねば。




