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第六話 ~特訓その2~

特訓といっても、やることは大きく分けて3つ、一つ目は詠唱を覚えること。これにはまず、詠唱で使える魔法をイメージして一度使ってみる必要がある。

ここで属性の得手不得手がわかるらしい。


二つ目は、繰り返し魔法を使うこと、おじいさんが言うには、魔法というものは、使えば使うほどスムーズに使えるようになるから日々使い続けることが大事だという。


そして三つ目は、体力をつけるということ。魔法を使うのになぜ体力?と思い、おじいさんに聞いてみたところ、

「魔法を使うということは、体にも少なからず負担がかかる、じゃからある程度体を鍛えておくんじゃ。」とのこと。


それから、一か月間の特訓が始まった。

一日の流れはこうだ。


まず朝起きてから、シルンを迎えに行き、一緒に走る。

大体は、シルンが疲れるまで走る。 だが、正直ガウルにとっては少し物足りないので、シルンが休憩している間にも、走りこんでいる。


そして次にやることは、おじいさんから詠唱や魔法についての座学、からの実践だ。

シルンは二週間ほどで、全属性の魔法を鉄級まで使えるようになった。


それに対してガウルは、二週間経った時点で使えるようになったのは、火、光、魔装のみであった。

これでも普通にすごいのだが、シルンという才能の塊がいるので、あまりすごく感じないのだ。


それが終わると、二人は各々家に帰って、家族と過ごしたり、二人で遊んだりした。

これはおじいさんが、「あくまでも二人はまだ子供なんじゃから。」

といった、粋な計らいであった。


そんな毎日が過ぎて行って、あっという間に一か月が過ぎたのであった...

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