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第五話 ~特訓その1~

「まずこの世界における魔法には、階級があると教えたじゃろう? 魔法学校の卒業生の首席でも普通使えるようになるのは黄金級までじゃ、先ほどシルンの魔法は銅級クラスだといったが、それはあくまで氷魔法のみじゃ。じゃからおぬしら二人には、この一か月ですべての鉄級魔法を習得することを目標としてもらう。」


「魔法には大きく分けて、火、水、氷、風、岩、雷、光、闇、治癒、魔装、の十種類がある。」


「入学自体は、鉄級魔法を三種類扱えれば入れる。しかし、入学してから良い成績を残したいのであれば、全種類扱えるようになっておいたほうが良い。」


「おじいさん、僕たちは特に詠唱とかなしで魔法をつかえたんですが、銀級とか黄金級とかどうやって分けているんですか?」

と、疑問に思ったことを口に出してみる。

すると、

「いい質問じゃな、確かに魔法というものは特に詠唱などをする必要はない。じゃがな、それはあくまでただ魔法を使うということのみじゃ。」


「魔法を使うには、その魔法の威力、規模、形、属性などをイメージする必要がある。しかし実践においてそんなことをしている暇はないんじゃ。」


「じゃから詠唱というもんが生まれたんじゃ。詠唱一つするだけで、そういった面倒なプロセスをすっ飛ばして魔法を使える。そりゃ使わん手はないじゃろ。」

とのことだった。


そのあともガウルは、説明を聞きながら色々と質問をしていった。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






「どれ、そろそろ話は終わりにして、特訓に入るかのう。シルンも待ちきれんようだしな。」


それを聞いてガウルがシルンのほうを見ると、シルンはとてもそわそわしながら話を聞いていた。


そんな姿に微笑みながらガウルは、

「そうですね、そろそろお願いします。」と答え、シルンも

「わっ、わたしも頑張ります!」と答えた。


そして、本格的な特訓が始まるのであった...

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