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難多き青春3  作者: レモン
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第八章 人生の花や太陽光

 私は神様がこの命をくれたことに感謝している。私は好きだからというだけでなく、いつも支えてくれる人達への感謝の思いも込めて、これからも書き続ける。


 人生はいつも通り。学校には行きたくない。別に友達が嫌いだからというわけではなく、私には通い続ける体力がないからである。

 分子細胞生物学Ⅱのテストは受けたが、英単語のテストは受けなかった。生化学の実習も何度か行っているけど、既に欠席可能な日数を超えて欠席してしまっている。

 最近、私は歴史やキリスト教について読むのが好きだ。フランス語も好き。

 村上和雄先生や森一弘神父様の本を読むことで、人のために生きることの大切さを改めて理解している。

 そして最近の趣味とは関係ないけど、言うのを忘れていたことがある。とても不快なことだが、私は18歳の3月の酷いいじめにジェシーも関与していると思った。私は彼女とリタが私の悪い噂を流し、それによって私は全世界を敵に回してしまったのではないかと思った。

 ジェシーとリタは昔友達ではあったが、今はモンスターのように思う。もう二度と彼女たちと会ったり関わったりしたくない。


 ジェシーやリタが私の人生の中の恐ろしい嵐だとすれば、アリスとシャーンはきっと私の人生の中の花と太陽光である。私はこのような美しい人達に出会えたことに、神様に感謝している。人生が恐ろしく真っ暗で悲しく儚いと感じる全ての人達の幸せを願い、また自分の幸せを分けてあげることができたらなと思う。もちろん、私の幸せもだいぶ薄いので、あまり多くは分けられないかもしれないけど…

 アリス、私の人生の花でいてくれてありがとう。

 シャーン、私の人生の太陽光でいてくれてありがとう。

 でも、更に大事なことは、嵐であったジェシーとリタを許すことである。私に恐怖を与え、私の人生を台無しにしたけど。

 私はただの人間なので、怖いことだってある。でも、自分や神様や愛する人達を信じる力が強ければ、何も怖いものなどない。私たちはみんな同じボートに乗っている。

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