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難多き青春3  作者: レモン
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第五章 大学二年生

 私はシャーンや他の友達と何とか大学二年生に進級した。

 大学二年生から一年目と違うキャンパスになる。私は二年目はどうなるんだろうと思った…


 1学期中は私の毎日は解剖や組織学、生化学などの授業で埋め尽くされた。

 最後の数週間は生理学の授業であまり行くことができなかった。

 私は解剖学ではローレンという女の子と同じグループだった。彼女は男の子からは怖がられていたが本当はとても優しかった。少なくとも女の子には優しかった。

 8月の終わりから始まる2学期では、私たちはいくつものテストを受けなければいけない。組織学や発生学、分子細胞生物学Ⅱなどなど…

 試験はとても難しかった。私は生理学Ⅱと分子細胞生物学Ⅱは病気の影響もあり、受けられなかった。私は今も精神科に通院している。一向に良くならないけど。アンダーソン先生からピーターズ先生に主治医が変わった。ピーターズ先生はアンダーソン先生と同じ病院で働いていて、アンダーソン先生は4月から違う病院に移ることになったので、主治医はピーターズ先生になったのである。ピーターズ先生はいい先生だったが、あまり薬を変えてくれなかった。そのため私はシルバーマン先生に診てもらうようになった。

 主治医がシルバーマン先生になってから数ヶ月で私の精神状態はとてもいい方向に向かっていた。

 しかし、私の人生を永遠に変えてしまう出来事があった。

 それは私がその年の10月にシャーンと別れてしまったことである。

 シャーンは1学期の間ずっと、そして2学期も一部ではあったがいつもそばにいてくれた。いつも優しくて、私は彼のことが世界の誰よりも好きだった。

 しかし、彼は私と別れたいと言った。どうしてか知ってる?それは私の精神病のためであった。

 私は死にたかった。それでもなぜかまだ生きている。

 昨夜とても怖い夢を見た。

 私はとても落ち込み、ずっと家に引きこもって書き続けたい気持ちになった。

 私の作家魂は消えていない。私はその魂を大事にしたかった。

 だから、誰かを満足させることができるなら、次のように言いたい。私はネガティブな理由で医学部をやめるわけではない。ただもっとやりたいことを見つけただけだ。それは作家活動と翻訳活動だ。私の小説を日本人にも読んでもらいたかった。

 だから私は絶対あきらめない。


 もう二曲紹介したい歌がある。一曲はアリーサ・フランクリンの『イット・ハーツ・ライク・ヘル』で、もう一曲は『ロード・オブ・ザ・ダンス』である。私はアリーサ・フランクリンの歌はこれしか知らないけど、とても好きである。

 『ロード・オブ・ザ・ダンス』はとても怖い曲で、少なくとも私にとっては怖い内容の曲だが、最後の「神様は死ぬことはない」という部分が好きである。私の魂を開放してくれる。私は純粋な心で書き続けることにより、自分の魂が永遠に生きるといいなと思った。

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