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難多き青春3  作者: レモン
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第四章 初めての彼氏

 今年はそれほど悪くないスタートを切ることができた。私は自分のクラスでも、もう一つのクラスでも友達を何人かつくることができた。医学部は一学年で百人、女子は十九人しかいないので、お互いについて知り合うのにあまり時間はかからなかった。

 春休み中、私はグレゴリーから何度かEメールをもらった。私はとても嬉しくて、彼に告白しようかと考えたが、サニーは私にしない方がいいとアドバイスした。彼女は彼が大喜びしてしまうのと、私がもっといい人を医学部内で見つけるかもしれないからと言った。

 実際、私はそんな人と出会うことができた。私はクラス会でシャーン・マイケルズと友達になった。彼は後から私にEメールをくれて、私はそれに返信した。彼は最後にEメールをくれたが、私はそれには返信しなかった。

 私のクラスメイトのアビゲールは私に彼と付き合うように励まし、私の親友のアリスは彼にEメールを返すことを勧めてくれた。

 私はそうすることにした。5月6日に私はEメールを返し、その後私たちはまたEメールをするようになった。5月19日に私は彼のことが好きで彼と付き合いたいということを書いた手紙を彼に渡した。彼はEメールで、彼も私のことが好きで、私と付き合いたいと言ってくれた。

 私たちの最初のデートでは映画を見に行った。『バベル』を見て、手をつなぎ、私は彼の肩に首を傾けた。プリクラをとって、クレープをシェアして食べた。

 私たちの2回目のデートはカラオケだった。私たちはコブクロやケミストリー、宇多田ヒカルを歌った…私たちは歌うことに夢中になった。そして私たちはジョナサンに行った。最初は間違った方角に行ってしまったが、何とか辿り着き、ジョナサンではスイスやハワイに旅行に行った時の写真を彼に見せた。

 私たちの3回目のデートではオーケストラに行った。シャーンが無料のチケットをもらってくれて、私たちは大学の吹奏楽部の美しい音楽を聴きながら、手をつないだ。その後、私の誕生日を祝いにイタリアンのレストランに行った。とてもロマンチックだった。一緒に電車に乗り、サンフランシスコに行った。サンフランシスコで、彼は急に私を抱きしめてから、「バイバイ!」と言って走り去った。彼はとてもカッコよくクールだった。私は本当に嬉しかった。

 私の医学部の友達も翌々日の私の誕生日を祝ってくれた。女の子たちは私に素敵な携帯ストラップとかわいいハート型のケーキをくれた。私はすごく嬉しかった。これは私の素晴らしい青春の一部だなと思った。

 7月7日にシャーンと私はロサンゼルスに行った。スイーツフォレストでアイスクリームやスフレを食べた。スフレは特においしかった。その後カラオケに行き、英語や日本語の歌を歌った。プリクラもとって、ロサンゼルス周辺でショッピングした。特に何も買わなかったけど。

 7月28日に花火を見に行った。私は浴衣を着た。彼はカッコいい青いシャツを着ていた。私たちは通り沿いにあった和食のレストランで夜ご飯を食べた。そして、花火が見える場所を探した。最初、私たちは高速道路の下から見ようとしたが、何も見えなかった。そのため、私たちは道を探し回り、ようやく見える場所を見つけた。私たちは最初立ってみていたが、男性に座るように言われた。優しい外人の女性が私たちのために写真を撮ってくれた。帰りの電車は混んでいたから、私はシャーンにつかまった。その後、電車は空いてきたが、私たちはそのままお互いの腰に手を当てていた。最後の電車では、手をつないで語り合った。

 7月30日にまた映画を見に行った。今度は『レミーのおいしいレストラン』を見に行き、この日に私たちは初めてキスをした。私たちは手をつないでいた。顔も近かった。私は目を閉じ、唇を突き出した。彼は私の唇にキスをした。私も彼の唇にキスを返した。私たちは抱き合い、残りの映画中ずっと手をお互いの腰に当てたり、手をつないだりした。あ、そういえばその前に中華のカフェで夜ご飯を食べて、映画が始まる前に彼はフリスクをくれていた。

 7回目のデートの場所は私の家であった。私たちはリビングで私の両親とプリンを食べた。その後、私たちは上に行き、シャーンが借りてくれた映画を見た。『ハニー』という映画だった。私たちはあまり映画を見なかった。彼は後ろから私を抱きしめてくれた。私は彼にマッサージをしてほしいと頼んだ。彼は、私にうつぶせになるように言った。そして私の肩、腕、背中をマッサージしてくれた。私は、彼の肩をマッサージし、彼は私の手をマッサージしてくれた。私はトイレに行き、戻ってくると彼が腕を広げてくれていたので、すぐに飛び込んだ。そのまま私たちはキスをした。

 8回目のデートでは、ペアリングを買った。私のは1万円、彼のは6千円ぐらいだった。私は彼の分を払い、彼は私の分を払った。私たちはプロントで昼ご飯を食べた。別れる前にプリクラをとった。

 9回目のデートでシックス・フラッグスに行った。彼は筋肉質な腕が見えるカッコいい青いタンクトップを着ていた。私たちはシックス・フラッグスに着いたら、まずはアクア・ライドに乗り、びしょ濡れになった。まあ、彼はそこまで濡れなかったけど、私は濡れた。彼は私にタオルを貸してくれた。その後アクア・ミュージアムに行ってショーを見た。そして昼ご飯にカレーを食べた。彼のは辛口で、私のは甘口だった。オレンジジュースとサラダはシェアした。デザートにソフトクリームも食べた。その後アクア・シアターに行き、ペンギンについてのドキュメンタリーを見た。次にサーフ・コースターに乗った。最初私は怖くて、シャーンの手を強く握った。でも結局大丈夫で、私たちはとても楽しむことができた。それからコーヒーカップ、バイキング、メリーゴーランドに乗った。コーヒーカップでは私たちは高速に回し過ぎて、シャーンは少し酔ってしまった。メリーゴーランドに乗ってから、私たちはジュースを飲んだ。プリクラをとり、足のマッサージを受けた。ベイマーケットでショッピングもした。シャーンは両親にぬいぐるみを買い、私はサニーにぬいぐるみと昔の友人のアナにプレゼントを買った。その後もう一度サーフコースターに乗った。今度は美しい景色をもう少し良く見ることができた。私たちはタワーを登っていくとさらに美しい景色を楽しめた。私たちはほとんどの間手をつないでいた。その後イタリアンのレストランでディナーをした。私はグラス1杯のワインを飲んだ。彼は私にテーブルマナーを教えてくれた。夜ご飯はおいしかった。夜ご飯の後、私は彼と腕を組んだ。私たちは家に向かった。帰る前に最後に1回メリーゴーランドに乗った。電車を待っている間、シャーンが後ろから抱きついてくれた。私は脈が百上がったと彼に伝えた。

 デートの他にも素敵な電話での会話や無数のEメールがあった。彼はたくさんの幸せを私にくれた。

 彼が私に触れると、全身が喜びで満たされる。そして、私ももっと彼に触れたいと思った。


 春学期は一つも授業を休むことはなかった。しかし、夏が終わると、だんだん疲れてきた。秋学期の最後には、いくつかの実験や英語のクラスを休んでしまった。

 学校やめたらどうするか分からなかった。しばらく休んでみようかな…


 なぜか分からないけど、何となく私は大丈夫な気がする。私を愛してくれる人々に囲まれ、私は恵まれている感じがしたし、感謝もしていた。これからも前向きでいられる気がした。私の人生の教訓は、「人は支えてくれるから、思うように生きなさい」である。マライア・キャリーとホイットニー・ヒューストンのデュエット曲の『ウェン・ユー・ビリーブ』って曲知ってる?私は何かを信じることによって、人生で奇跡が起きることはあると思う。それは何であっても良い。生きていたいという気持ちでもいいし、愛する人への信頼であってもいい。私は暗闇の中に光があると感じる。その光は私の救い主であるシャーンが灯してくれた。彼がいつまでもそばにいてくれるかは分からない。でも私の家族はいつまでもそばにいてくれると信じている。友達は分からない。寒い冬の間、誰も電話やEメールをくれなかったから。少し残念である。でも、私は神様を信じる。ホイットニー・ヒューストンの『ヘルプ・イズ・オン・ザ・ウェイ』と『ジーザス・ラブス・ミー』って曲知ってる?私は自分が道に迷っている時でも、いつも神様が守ってくれて愛してくれていると感じる。愛は世界を救う。私たちと神様の間にある愛、そして私たち人間同士の愛。美しい世界のすべてを愛そう。そして、最も大事なことだが、自分を愛そう。

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