第三章 最後までやり抜く
私は学校に毎日行くことができなくなった。サニーは私に実験の授業に出ないようにアドバイスしてくれたので、私はそれらの授業には出席しなかった。
私は今年留年することが分かっていた。つまらない。人生は私にとって、とてもつまらなくなってきていた。家でこんなに時間を過ごすのは、もともと張り切っていて活発だった人間にとって、とてもつらい生き方だった。
アリスは今も私に優しくしてくれる。彼女はEメールで、「夏休み中遊ぼうよ。」と言ってくれた。
私はそんなに遊びたい気分ではなかったが、「行きたくない」とも言えなかった。
私たちは買い物に行ったり、カラオケに行ったり、プリクラをとったりして楽しい時間を過ごした。
後から、私はアリスに感謝した。私の親友は一生大切にしたい宝物だった。
それでも、生きていたいと思える程の支えではなかった。私は自殺したかった。
ママがいない時、私は一度ナイフで手首を切ろうとした。でも無理だった。そんなに深く切れなかった。
私は痛いのが大嫌いだった。死ぬなら、別の方法を考えないと。
私はフランス語の授業や医療倫理の授業には一年の最後まで出席した。アリスのおかげで何とか最後までやり抜いたのである。
来年、私はアリスと違う学年になる。私はもっと自立していて、自分で自分を支えられるような人にならないと。