第一章 悪夢
人生はとてもつまらなくなってしまった。
希望があるときは、全てが楽しく生き生きとしていた。
しかし、今の私の人生はめちゃくちゃである。全て失敗してしまった。
私は自分の人生を真っ暗にした出来事を忘れられない。
私はクラス旅行に2日間行った。みんな私に注目していて、少し嬉しかったが、とても緊張してしまった。
家に戻った時、私はハメられたと思った。誰かがクラス全員に私に何か気づかせるよう、仕組んだのではないかと思った。旅行中はそれに気づかなかった、というより気づきたくなかったのだが、家に帰った時に私はリタが全てを計画したのだと思ってしまった。
そして私はメディアが敵に回り、私に関連したニュースを流しているように思った。作家の話やある有名人に似ている人の話など。私は人が私の家を出入りし、物を盗んだり、本の位置を変えたり、家族に暴力をふるっていると思った。また、道や近くのホテルの人達も私に注目していて、私を敵視しているように感じた。
私の伯母のメアリーが私の家に来た時、私は彼女に「死にたい」と告げた。彼女は私を抱き、そんなことをしたら地獄に行ってしまうので、戦わなくちゃいけないと言った。私よりも弱い立場の人はたくさんいる。私はリタが大大大嫌いだと話した。外では斧を持った人の影が見えた。私は伯母と伯父のハワードに戦うことを約束した。
その後、ニュースでめった刺しになる女の子の報道があった。私はそれが自分のように感じた。
サニーは私の家に来た。ある夜サニーとベッドで一緒に寝た時、「この国が北朝鮮のようになってしまっては大変ね。」と話したら、寝室の窓がガタガタと鳴った。
別の夜には、サニーと父と寝ていて、母が殺されている感じがした。涙が目から溢れ、十分泣いたと思ったとき、私は目を閉じ、「私は神で、私が目を開けたら、私の二人の従者と一緒に母を助けられると信じます。父が最初に行って、次にサニーが行き、最後に私が行きます。」と言った。私は目を開けた。父とサニーは私の手をとり、「大丈夫だよ。」と言った。
母は生きていて、彼女は私が小さい頃から創造的で想像力豊かだったと話した。私は鏡を見ると、目や口がとても疲れていて、「ママみたいになっちゃった。」と言った。
その朝、とても真面目な女優についてのニュースが流れていて、私はそれは自分のことだと思った。
私たちが病院に行った時、私はこれで全てが終わりだと思った。私は精神科病院に生涯監禁され、二度と家族と会えないと思った。
私の父のいとこのフランクは医者で、私たちと病院のロビーで会い、診察室に連れて行ってくれた。私は担当の医師と出会った時、まずは一人で話したいと言った。私は彼に家で設置された盗聴器は陰湿な子供のいじめのようで、裁判を起こしたくなったと伝えた。医師の隣に座っている女性はテープレコーダーのようなものを持っていた。
そして、家族で診察室に入った。医師は私に入院を勧めたが、私は病院に対し不信感を抱いていたので断った。
サニーと私は診察室を出て、親のみが医師と話せるようにした。サニーは私に音楽を聞かせた。みんな一斉に話していて、私はみんなが自分のことを話しているように感じた。
フランクがサラリーマン川柳を私たちにくれたので、私はそれを読み上げ、周りの人達に仕返しをした。サニーも加わってくれて、私は母にも参加するよう求めた。フランクは「将来、お世話になるかもしれないね。」と言ったが、私はその「将来」という言葉が「天国で」と聞こえた。父は「フランク、優しいね。アイリーンは医者の卵だから。」と言った。
私は父が病院に残るのはこれから倒れるからだと思った。私は彼が安楽死の薬を飲むので、彼と会えるのはこれで最後なのかと思った。
母とサニーと私は病院から出て、車に乗った。私は後ろから来るトラックが私たちの敵で、私たちは逃げているのだと感じた。
サンフランシスコでマクドナルドに寄った。私はあまり食べられなかった。サニーがトイレに行き、私は彼女も安楽死の薬を飲むのかと思った。
母はサンフランシスコのデパートで、夜ご飯の材料を買っていた。母は1回私たちに電話をかけてきて、必死でイサキがいいか違うものがいいか聞いてきた。電話を切ってから、私はぬいぐるみのペンギンの絵を描いた。そしてサニーと私は動物に囲まれた二人のインディアンの絵を描いた。
帰りの車の中で、私はクラスの二人の男の子であるベンジャミンとケビンのどちらかを選ぶことはできなかったと話した。それは、母とサニーの間でどちらかを選ぶのと同じように難しかった。結論に辿り着かずに、私たちは家に着いた。
最後の夜は、父の隣で寝た。水が誰かにかかるように勢い良く当たる音がして、私は見知らぬ人達が母に熱湯をかけているのかと思った。父は悲しく痛々しいいびきをしていて、私は彼がナイフを持った見知らぬ人達にお腹を刺されているのかと思った。私は目を閉じたままブランケットの中をモゾモゾと動いていた。その時、シリンジが額に刺さる感じがした。そのシリンジは私の額の数か所を刺した。私が目を開くと、見知らぬ人達はいなくなっていた。でも、私は注射のために私の前髪をかきわけたのはリタだと確信していた。起きた時、父が「良く我慢したね。」と言っていた。
次の日、サニーと私はベランダに出て、家の絵を描いたり、お花のガーデンの絵を描いたりした。私は絵を描きながら、ホイットニーヒューストンの『アイ・ウィル・オールウェイズ・ラブ・ユー』を歌った。私の親はキッチンにいた。私は二人が北朝鮮に拉致されるのかと思った。私は弱った声で歌い続け、歌詞を感情を込めた声で歌った。
そして、サニーと私は私の部屋に行き、一緒に床に敷かれた布団の中で寝た。サニーは私の目の上に目隠しをし、私の手を握り、彼女の心臓の位置に置いた。その時、またシリンジが額に刺さる感じがした。今度は、ゆっくり注射され、注射している人がまるで楽しんでいるかのようだった。私はサニーが連れ去られるのを感じた。おそらく男性であろう違う手が私の手を握った。シリンジは次第に私の目の横から口に向かった。私が口を開けると、シリンジは止まった。私は腕を上げ、手首を見せた。私の大好きないとこを連れ去ったので、もう私のことも殺していいというサインだった。すると、私は上腕が拍動するのを感じ、きっとそれは私に注射された薬のせいだと思った。私はマッチョで、世界一頭の狂った作家であった。
これで悪夢は終わった。その後、ほとんどのことは元に戻った。私は自分に起きたことは事実ではなく、ただの悪夢であったことは分かった。しかし、その悪夢は私の人生を大きく踏みにじった。
今、私はバラバラになった人生のかけらを集めようとしている。私には家族と親友のアリスと私の精神科主治医のアンダーソン先生がいる。そして多くの先生や友達が私を励ましてくれている。私はもう失うものはない、得るものだけだ。私は過去の失敗に負けたくなかった。私は人生をコントロールしたかった。私は自分の船の船長だから。いつか咲き誇りたいと願っている花だから。リタに人生を崩されてはいけない。私の人生はとても尊いものだから。
私は、想像力と書く才能で、素晴らしい作家になりたかった。私はこれからも人のために一生懸命頑張る。それが私の人生のストーリーである。