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怪談百物語  作者: 安城朱理
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第九十四夜 部屋の明かり

 ある日の夜のこと。Hさんが仕事を終え、アパートのドアの前まで来ると、窓から自分の部屋の明かりが漏れていることに気付いた。白熱電球のような鮮明な光に照らされて、ぼんやりと部屋の中のものの陰影が感じ取れる。

一人暮らしのため、部屋に誰かがいるはずはない。きっとうっかりして電気を消し忘れて出てきてしまったのだろう。そう思いドアを開けると、部屋の中はどこも消灯していて真っ暗だった。

 Hさんは不思議に思って、もう一度外から窓を見ると、やはり自分の部屋のキッチン部分から電灯が点いているかのような明かりが見える。

 もう一度、部屋に上がってみたが、電気は点いていないし、該当するような光源はひとつも見当たらない。Hさんは何度も玄関を往復して確認したが、とうとう外からだけ見える部屋の明かりの正体を計り知ることができなかった。


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