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怪談百物語  作者: 安城朱理
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第二十八夜 焦げ臭い

 Uさんの親戚に不思議な能力を持った男性がいたという。

 その男性は時折、行く先々で焦げ臭さを感じることがあった。ある時は旅行先のホテルで、ある時は住宅地の道端で。まったく火の気配がないのに、どうしてか焦げ臭さが急に襲ってくるのだという。

 すると、不思議なことに臭いを感じたその三日後に必ずその場所で火事が起こるのだ。そんなものは偶然だろう。と男性は思っていたらしいが、「家のなかが焦げ臭い」と不満を漏らした三日後に、男性の家は全焼し亡くなったという。火事の原因はいまだにわかっていない。

 Uさんは「せっかく自分に降りかかる災難を予想できたのに、天から授かった能力を持っていても正しい使い方を知らなければ意味はありませんよね」と静かに語ってくれた。


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