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無、しらね〜君ノ傍ニ 〜

 午前七時だね。

 君はどうして泣いているのかを、小さな声で教えてくれました。一人ぼっちだと話せないから、抱え込んでしまったんだって知りました。

 僕は思いを聞くことはできるけど、引き受けてあげられません。押し量れない痛みを乗り越えるのは、己しか居ないと考えています。

 希望とは叶い難いもので、絶望とは大きいほどに死へと繋がるのです。何度も自殺しようとするも、自分じゃあ終わらせられません。

 第九十五番のテーマは、隣人です。周囲を見れば心配してくれる友が一人は居ると、気付きを与えたくて力になりたくて歌います。


 「暗闇の中から聞こえる

  孤独の(さび)しさ苦しさに

  心痛い()えた悲しみを

  自分に秘めて沈みゆく


  絶望の時こそ思い出せ

  何時(いつ)も隣りに居ること

  大切な人から贈りもの

  貴方(あなた)が頼れる証がある


  胸中の傷をも(やわ)らげて

  希望の光へと()き放つ

  二人で歩めば怖くない

  未来を信じて進もうよ」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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