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冬、かれる〜路ノ静カ 〜

 こんばんわ。

 君と歩いたことのあるこの道はとっても静かになり、人の姿は余り見ません。代わりに落ち葉が冷たい風に吹かれ、前を歩いているようです。

 僕は冬の曇った空に目を向けては溜め息をし、何だかなと言えぬ思いを感じています。今にも雪が降りそうな気がするけど、待ち遠しいです。

 楽しんできたクリスマスはどうでもよく、独り寂しき日を過ごしては眠りに就きます。子供の頃は夢賑(ゆめにぎ)やかさも、恋の思い出に浸るのです。

 第八十九番のテーマは、道と音です。毎日と通って見たこの景色の変わりを映しつつ、言葉でそれが伝わるように歌います。


 「街の(やかま)しさ 消え去りて

  道を通るは 枯れ葉だけ

  風の冷たさ 身に染みて

  内へ(こも)れば あたたかい


  枝の寂しさ 思い更けて

  空は曇りし 気も落ちる

  夜に静かな (はな)が舞ひて

  朝を迎えば うつくしい


  跡を重ねる ()き道には

  人の歩みも 繰り返すよ

  年が終わる 日を迎えて

  星にそっと ありがとう」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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