表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
77/455

春、やよい〜猫ト母ノ 〜

 こんにちは。

 君はペットを今までに飼ったことがあると思います。犬となら走り、猫となら遊び、鳥となら歌い、家族の一員と迎えてから共にしたでしょう。

 僕はこれまでに多くの死を目にしてきました。人間も生き物も例外は無く、必ず訪れるその時に弱まりゆく様をただ守るしかできません。

 母がどの猫よりも愛していた猫は白く美しい女の子で、触れ合いたくてもすぐに逃げられちゃうけれど、悲しい時には寄り添ってくれました。

 第七十七番のテーマは、母と猫です。言葉なきともその優しさは心の支えでした。寿命か病気かで小さく鳴き、()ってしまった憶えを歌います。


 「母が愛してる白猫のサクラ

  花よ咲く季に生まれたんだ

  毛の色は清く眩しいほどに

  今は空へ旅立って影もない


  母が可愛(かわい)がる白猫のサクラ

  庭を御淑(おしと)やかにと歩いてた

  石の道で何をしてるのかな

  僕に懐かないけど大好きだ


  母が抱きつく白猫のサクラ

  涙を流す声に気づいてきた

  (そば)に居るよと鳴いて教える

  心の傷を(いや)してくれたんね


  母が悲しんだ白猫のサクラ

  布に包まれて息も弱々しく

  皆で見届けた最後のときを

  胸もきゅっと安らかに眠れ


  母が忘れない白猫のサクラ

  生きてた証を込めるメアド

  花が咲く度に思い出すんだ

  今も寄り添ってくれてるよ」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ