春、やよい〜猫ト母ノ 〜
こんにちは。
君はペットを今までに飼ったことがあると思います。犬となら走り、猫となら遊び、鳥となら歌い、家族の一員と迎えてから共にしたでしょう。
僕はこれまでに多くの死を目にしてきました。人間も生き物も例外は無く、必ず訪れるその時に弱まりゆく様をただ守るしかできません。
母がどの猫よりも愛していた猫は白く美しい女の子で、触れ合いたくてもすぐに逃げられちゃうけれど、悲しい時には寄り添ってくれました。
第七十七番のテーマは、母と猫です。言葉なきともその優しさは心の支えでした。寿命か病気かで小さく鳴き、逝ってしまった憶えを歌います。
「母が愛してる白猫のサクラ
花よ咲く季に生まれたんだ
毛の色は清く眩しいほどに
今は空へ旅立って影もない
母が可愛がる白猫のサクラ
庭を御淑やかにと歩いてた
石の道で何をしてるのかな
僕に懐かないけど大好きだ
母が抱きつく白猫のサクラ
涙を流す声に気づいてきた
傍に居るよと鳴いて教える
心の傷を癒してくれたんね
母が悲しんだ白猫のサクラ
布に包まれて息も弱々しく
皆で見届けた最後のときを
胸もきゅっと安らかに眠れ
母が忘れない白猫のサクラ
生きてた証を込めるメアド
花が咲く度に思い出すんだ
今も寄り添ってくれてるよ」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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