冬、かれる〜鈴ノ歌ヲ 〜
こんばんわ。
君が暮らして居る街でもクリスマスムードになり、店から曲が漏れ聞こえるようになりましたか。十二月を迎えて忙しくなり、休まりません。
僕は楽しく刻むメロディーに心も踊らせつつ、人の見ぬ外れへと帰り歩くようになりました。一日一日と近付くイブの思い出が輝いています。
子供の頃から期待のイベントとしてきたけれど、大人な今では幸せを届けてくれるサンタもなく、現実の苦しみに気が重くなります。
第六十七番のテーマは、音楽です。今日までの記憶の中にある二人で過ごした時を懐かしみながら、体を揺らしてリズミカルに歌います。
「師走を迎えて慌ただしくも
店内で流れるミュージック
軽快に揺らし踊りそうだね
誰もが知るよジングルベル
年締め迫りて落ちつけずも
夜道で聴こるミュージック
想出に更けり眩しすぎるね
庭木で輝くよジングルベル
二四の前夜に何を贈ろうか
子供が鳴らすミュージック
反応に期待し少しにやけた
僕もと歌うよジングルベル」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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