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冬、かれる〜白キ息ヲ 〜

 おはよう。

 君は今どこに居るのかな。家の中に道の上に居るんだろう。冬の寒さが厳しくなってきて、落ち葉さえも()て付いています。

 僕は少し頭を痛めながら風に逆らい歩き、大きく息を吸っては吐いたんだ。見上げれば空は灰色で(よど)み、貧血みたいに視界が青くなりました。

 昨日も曇っていた。先週は太陽を見ていないよ。冬に晴れることが少ないんじゃないかと思います。清々しさを感じるのも、だからかな。

 第五十一番のテーマは、道です。緩急のある詩を書き作ろうとしたけれど、失敗となりました。後日、改めて挑むと決めては歌います。


 「並木の道 風が走る 何処(どこ)へ行く

  枯色の床 僕は歩き コート(まと)

  曇空の日 (うつ)と思う 溜息が出る

  景色の色 青に染め 白雪よ舞え


  キオク エガク 胸フカク

  ウタエ ワラエ 夢カナエ


  街家の朝 (しも)が降る 何時(いつ)に行く

  薄氷の上 僕は通り マフラ巻き

  晴空の日 (ゆう)と思う 気分が昇る

  景色の色 青に染め 白雪よ舞え


  キオク エガク 胸フカク

  ウタエ ワラエ 夢カナエ」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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