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冬、かれる〜雪ノ儚サ 〜

 おはよう。

 君は今どこに立って居て、空の(さま)を見てるのでしょうか。一日に一度は必ず仰ぎ、時には手が届きそうな気になります。何となくです。

 僕は(くも)り空の下で橋の上で、空へと伸ばしてみたけれど。触れることもできませんでした。代わりに(てのひら)に雪が乗せられは、水になり消えたんだ。

 冬の寒い時にしか舞うことができず、(わず)かな熱で形を失ってしまうそれのように短かな(せい)であったなら、争いなんかしないで幸せに終えるよね。

 第四十五番のテーマは、雪と命です。風に吹かれ地に着くまでの間に残そうとするを見て、思った考えたことを歌います。


 「手を伸ばせば届きそうなのに

  空は(はる)か遠く届かないんだ

  雪が降り始めひらりひらりと

  (てのひら)(つか)もうと差し出しても

  花は(はかな)く溶けてしまう美しさ

  人の命は長いんだけれども

  心は(もろ)く割れてしまう切なさ

  (あい)を伝え手を取り合えたら

  光が広ぐ楽しく笑える優しさ」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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