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冬、かれる〜外ノ寒サ 〜

 こんにちわ。

 君が遠くの街へ行ってしまってから、共に道を歩いてくれる人が居ません。仲間や友だちは多からずとも、住んでる所が違うためです。

 僕は冬を迎えたことで、肌の(ぬく)みが恋しくなりました。二人ならば手を繋いで、興奮と恥ずかしさによる火照(ほて)りで、熱を保てるのにと思います。

 防寒具を付けていても指は()て付き、動かしづらくて困るんだ。早く溶かそうにも時は掛かり、書くことさえ難しくて見せられたものじゃない。

 第四十二番のテーマは、寒さです。外に出れば下がりゆく心だけど、思い出してみれば暖かさもあるね。室内へと足を急ぎつつ歌います。


 「寒いな北風 歩くは一人

  寂しい町並(まちなみ) 舞うは枯葉

  凍える手指 (すす)るは鼻水

  急ぎて早足 青むは頭痛


  嫌だな屋外 (つぶやく)くは逃避

  休むか仕事 (こも)るは炬燵(こたつ)

  行けよ叱咤(しった) (しぶ)るは気分

  恋しい温熱 発つは冷凍


  下がる気温 続くは曇天

  震える闇夜 白むは溜息

  急ぎて家路 待つは家族

  楽しき団欒(だんらん) 食うは蜜柑(みかん)


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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