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無、しらね〜空ノ分ツ 〜
こんにちは。
君は今日も空を一度は見たはずで、天候により気分が変わることでしょう。良ければ嬉しくて、悪ければ悲しくて、思い通りにはできません。
僕は部屋の窓から顔出して、視線を東に西へ動かしました。先刻まで曇りだったけれど雲が流れていて、青天の現れに光満ちゆくを感じました。
時間や条件などの要因によって、何度も目に難き風景を覚えます。自分が立つ所を境目に分かれして、綺麗さが信じられませんでした。
第四百二番のテーマは、天と模様です。新たな魅力を発見したことで、面白さに観察を続けようと抱きました。忘れぬために書いたら歌います。
「二分け空を仰いで
晴れか曇りかと悩んだ
片方は青く光差し
片方は黒く淀んでいる
太陽が出て見れば
晴れと言うべきなのか
自分の思うままに
天気に名づけてみよう
反対同士が一つの
場所に在ったとしても
違和も無く魅力的
背中を向き合わせてる」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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