表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
400/455

秋、みのり〜夕ガ赤ク 〜

 こんばんわ。

 君も夕の時に家へ帰る中で、(あかね)に染まった空を見たでしょう。白い雲も燃えるようで、(あい)か紫の(とばり)とのコントラストが美しいですね。

 僕は田んぼ道を歩きながら冷たい風を受けていて、顔や手が赤くなっています。黄金に輝く稲を刈り終えた日には一層と寂しくなります。

 十月なのにどうして、今年を振り返るようになるのでしょう。光の暖かさや心は懐かしさを覚えて、過去を目に映していきました。

 第四百番のテーマは、道路と想ふです。独り行きつつ眺めして、深む様を焼き付けました。景色を中心に紡いで、声は明るく歌います。


 「秋の()の小道を一人で歩む

  冷たい風が稲穂(いなほ)を揺らす

  空見れば夕焼けが赤い雲が

  光の届くまで染まっている


  少しずつ少しずつ(かげ)()びて

  (よる)(とばり)が降ろされてゆく

  私は誰かの(ため)に何かを出来た

  思えて思えると意味はある


  毎日の日々の()の中で重ねて

  失敗も後悔も(かて)にしながら

  繰り返してきた壁に当たる(たび)

  越えては越えて今に繋がる」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ