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無、しらね〜私ノ真ハ 〜
こんばんは。
君に聞かれるも直ぐに答えられなかったことで、今も考え続けています。欲望は数多く在るけれど本当に遣りたいのは何かを探してました。
僕は時の流れと共に埋もれた夢を思い出したくて、天を仰ぎつつ掘りゆきます。次々と浮かぶのは軽きものばかりで、切なる重みがありません。
夜が深くなるも答えは分からなくて、眠れぬ朝を迎えます。何故こんなに悩まねばと惑いが増して、迷宮に入ったかのようでした。
第三百九十二番のテーマは、本当の夢です。知らずの内に捨つるなんて、悔やみました。完全には忘れていないと信じて歌います。
「貴方に訊かれて惑った
直ぐに答えれなかった
本当に遣りたいことが
在った筈なのに…
自分が描いてた夢さえ
現実を見るたび捨てた
時間に追われて埋もれ
今では解らない…
大切な事であるならば
何かをキッカケにして
本当に遣りたいことに
気づけるのだろう」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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