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秋、みのり〜原デ独リ 〜
こんばんは。
君の姿を見た夕の時が忘れられなくて、背を向け立つ様を目に映しつつ想いました。心配でどうしたんだろうって、不安を抱きました。
僕は声を掛けること難しくて、独りのままにさせとけず留まりました。万一に備え守るんだって、考えにより木の下で座り居ました。
最後まで続けようとしたけれど門限が迫りしていて、家に入れぬのは困るからこそ帰らなざるを得ませんでした。申し訳ありませんでした。
第三百九十一番のテーマは、少女です。今頃は家に戻っていて、無事を祈りました。悲痛を感じ取った記憶より紡いで、誰そ彼を歌います。
「秋の風に吹かれて
黒い髪が揺れる
金の原で独り
沈む夕の陽を
君の後ろ小さくて
赤い空を見てた
光に顔も陰り
誰か待つ様な
辛さ痛み何時しか
幸せ成れ願い
今は静か守るだけ
遠い木の下で」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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