表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
372/455

無、しらね〜僕ハ独リ 〜

 昼中だね。

 君のことが嫌いじゃないんだって、初めに伝えたいです。過去のことが忘れられなくて、未来に対する恐怖により信じ切れません。

 僕は青空を見上げて、清涼さや広さを目にしています。光景がどんなに綺麗(きれい)なもにで、心を奪われようとも晴れやかになりはせぬのでした。

 傷が深く刻まれるほどに()(がた)くて、時が経ちすれども何かを切っ掛けに(よみがえ)ってしまいます。足が()い付けられたようで、前に進めません。

 第三百七十二番のテーマは、校舎です。同年代の群れから外れして、滅多(めった)に人の来ぬ所に居ました。手を(つか)めなくて、優しさを拒むを歌います。


 「(ひと)り座ってた校舎の裏で

  空を仰いでは思った

  何て清らかな青色なんだ

  僕は汚れてる泥の服


  誰か近づいて影となれり

  下を向くまま(おそ)れた

  差し出された手に気付き

  少し見つめて迷った


  君の優しさは嬉しいけど

  僕で良いのか戸惑(とまど)

  繋ぎたいけど繋げなくて

  心の傷が私を縛るの」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ