無、しらね〜人ヨ戦ウ 〜
午前十一時二分だね。
君は八月の九日といえば何を想起しますか。長崎に原発が落とされたのは広島が犠牲になった後でした。三つしか経っていません。
僕は世界の何処かで今日も戦争がと、地球よりも重い命が失いゆくを思うと、悲痛を感じずには居られないです。折り鶴の願いは叶ってません。
人類は武器を放棄せず権利を主張すること、種族や国家や宗教の違いを受け入られへんと、衝突を重ねてきました。歴史は繰り返していました。
第三百五十三番のテーマは、戦争です。平成生まれで経験は一度も無いけれど、語り部から聞いて恐ろしさを覚えました。祈りを歌います。
「あれから何年も経って
忘れ去られてゆく
どれだけ多くの人々が
死んでいったかを
日本史の授業で学んで
長崎にも訪れたが
私はまだ産まれてなく
苦しみは解らない
それでも戦争は駄目と
声を高く叫んでた
それはね大事な貴方に
生きてほしいから
遠い島で果ててしまい
国に帰れない者へ
安らかに眠れ祈りして
殺しない世の中に」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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