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夏、はづき〜窓ニ清シ 〜
こんにちは。
君も窓の外に目を向けて、青く晴れ渡りし空を見てごらん。昨日と違う今日の良さを感じて、散歩に出たくなる涼しさが背中を押すでしょう。
僕は雲一つ浮いていないことで、天へと手が届きそうに思えました。触れられるかなと伸ばしてみて、掌に当たるのは風だけでした。
電線では雀たちが留まったり飛んだりして、下には田んぼの稲が吹かれてます。太陽の光を受け緑の葉が輝いていて、夏の暑さも忘れました。
第三百三十二番のテーマは、青空です。楽器はピアノを弾きつつ声を明るくして、気持ちを表現します。自由に紡ぎ語るように歌います。
「窓を開け 見てごらん
空はこんなにも青く
雲ひとつ 浮いてない
澄みらかに晴れたね
家の屋根 留まりしは
体の小さな雀たち
声がする 聴き慣れた
楽しそうにしてる
稲の葉よ 伸びてゆく
風が吹けば波打つの
夏は暑い 光が照らす
汗が流れる季節」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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