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時、すべて〜方ヲ司ル 〜

 こんにちわ。

 君は四神(しじん)という存在を知っているよね。伝説上とはいえ多くのゲームで登場するんだ。北東南西の方角に配置され、古都(こと)を守ってきました。

 僕は陰陽師にあこがれていて、言霊(ことだま)()を用いた戦いを夢の中でするほどです。安部晴明と十二神将に会ってみたいと思っています。

 春から冬までの移ろいを見て、季節ごとに感じられる(おもむき)があるんだと、自然の美しさを言葉に伝えたいと考えて、作詞に取り掛かりました。

 第三十三番のテーマは、四神(しじん)と風景です。時好(じこう)的なもの、日々と挙げられる中で、(ひとみ)や心はどうだったか歌います。


 「青龍(せいりゅう)(かけ)るは春の日よ

  流水(りゅうすい)を挟みし桜の道

  僕等(ぼくら)が迎える(はじめ)(おわり)

  幾度(いくど)と通った花の景色


  朱雀(すざく)が広ぐは夏の日よ

  熱気を()びし蝉の声

  僕等が燃える(まつり)(あそび)

  自由に生きた炎の景色


  白虎(びゃっこ)(たけ)るは秋の日よ

  寒風(さむかぜ)を吹きし(あかね)の空

  僕等が想える(たのし)(さびし)

  夜空で(きら)めく星の景色


  玄武(げんぶ)が座るは冬の日よ

  台地を積みし雪の(はな)

  僕等が凍える(ゆき)(かえり)

  暖炉へ集まる家の景色」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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