表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/455

秋、みのり〜雨ノ憶エ 〜

 こんばんわ。

 君は雨が降るのを見て、明るい気持ちになれましたか。耳に届いてるその音は頭の中で、眠りを(さまた)げるように響いています。

 僕はなかなか止まない外の様を眺め、何かをする気も起きずにモヤモヤと過ごしました。本を読んでも時はありすぎ、疲れを感じたんだ。

 天気が良ければ外に出て、光を浴びながらと歩いたのにね。家の中にずっと閉じ込めて、窓さえも開けられず終わらせられました。

 第三十一番のテーマは、雨です。一日が長く長く思えたことや、景色を見聞きしたことを、言葉にして歌います。


 「周りの音を ()き消して

  降るは(しずく)よ 弾け散りぬ

  誰かが(ため)と 泣き流して

  (くも)るは心よ (よど)み落ちる


  前にも同じ 思い出して

  悲しみ涙よ 愛し()きぬ

  君への声と 送り出して

  嘆くは心よ (いま)だ癒えず


  深きし森に (そそ)ぎ奏でて

  濡らす雨よ 染み渡りぬ

  僕から歌と 舞い重ねて

  届くは心よ 差し伸ばす」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ