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夏、はづき〜鈴ガ澄ム 〜

 こんにちは。

 君も夏の日を楽しんだりして、暑さに負けぬよう過ごしていますか。家からそれほど遠くないことによって、山または海にへ歩いたでしょう。

 僕は風鈴の澄んだ音色を聞きして、趣を感じながらお茶を飲んで居ました。現在の空は青く渡っていて、気持ち良い時間を過ごせています。

 目にする耳にするそれで、涼しさや冷たさを思うのはどうして、考えも分かりません。錯覚の効果を用いたものは様々にあります。

 第三百七番のテーマは、風鈴です。吹き通る長さや強さによって、打ち鳴り方も変わります。人間関係の悩みも忘れて、味わったと歌います。


 「熱く照り付ける()の下で

  道を歩きながら思うこと

  夏の感じさせる鈴の()

  耳に届かなくて恋しいな


  私が小さかりた()の頃は

  窓の近き所にね()るして

  風が吹くたびと鳴り響き

  (えん)で眺めていた空のくも


  青に赤に移ろう色を見て

  茶を飲みながら(すず)しんだ

  夜の田で騒ぐは(かわず)の声よ

  今も一つ打ちて渡りゆく」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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