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春、やよい~春ノ祈リ ~
こんにちは。
君の町でもタンポポが咲き、訪れを感じられるようになりましたか。天気が良い日は外に出て、田んぼ道を歩きながら探していたんだ。
僕は歳の数と同じだけ迎えてきて、行き帰りに通る時に美しさを見るのです。暖かい光と風に包まれ、夢の中にでも居るようでした。
黄色い花びらの姿を揺ることなく、明日には綿となって舞い上がってしまうよ。長くは続かず、儚いからこそ、残るのだろうね。
第三番のテーマは、桜です。出会いと別れを懐かしみ、離れてしまった友へと馳せつつ。目前の景色を言葉で描き歌います。
「風はやさしく つくしをゆらし
サクラ咲いたら 僕らは思う
また会いたいと 心で願う
日差しを浴びて 輝くサクラ
僕らに告げる 春の訪れ」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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