夏、はづき〜僕ノ郷ヘ 〜
こんばんは。
君は自分の故郷について、他者に語りたき良さを知っていますか。観光パンフレットに載らぬ人々の暮らしなど、少なからず有るものです。
僕は岐阜で生まれ今日に至るまで、県民として過ごしてきました。美濃と飛騨は距離があることで、簡単に行けぬ大変さが壁を思わせます。
長良川で夏の夜に鵜匠が舟の上で操るを見ていて、後継者の不足に惜しさを感じました。風物詩と言えるからこそ、残り続けて欲しいです。
第二百八十番のテーマは、岐阜と故郷です。忘れ去られぬように願いを文にしたくて、筆を執りました。映像が届けば考えにより歌います。
「夏、長良川で
夜に船を浮かべて
鵜を飼いならす人よ
鮎を捕えさせていた
金華山の頂き
聳え建つ岐阜城が
街を広く見下ろして
人の心を支えている
篝の炎が揺り
水を赤く照らすは
夢物語か幻のように
見る目を奪わせるね
御出でなさい
今一度、岐阜美濃へ
自然豊かな此の街へ
私が育った故郷から」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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