秋、みのり~詩ノ整エ ~
午後五時だね。
君は起きてから今まで、十に及ぶ刻の中で、何かをしたことと思います。楽しいなら早く、暇だったなら長く、感じるものです。
僕は昨日で作詞したものが二十六となり、メモがいっぱいになりました。字が汚いのと後で見るために考えから、冊子に書き移したんだ。
最初は字数も少なく順調だったけど、昼になっても終わらなくて、夕方も薄暗くなった頃にようやくだよ。急ぎ急いだことで間に合いました。
第二十七番のテーマは、作業です。予想以上に苦労しながらも筆を置けた喜びは大きく、一つの思い出として歌います。
「今日は何やって過ごそうか
作詞のメモをきれいにしよ!
白紙とペンを机の上に
午前九時のスタートです。
少し間違えた書き直し
修正ペンは使わない
何度もカキカキカキカキと
正午昼時の一区切り。
飯を食べるも右手が疲れ
箸を持つ指に力が入る
TV見ながら力を抜く
午後一時に再開です(リスタート)。
窓から日差し暖かい
風も涼しく強くなし
手を休めずに一向に
午後三時で後すこし!
早くも日が傾いて
刻々と部屋も暗くなる
昨日までの二十六詩
午後四時半にチェックメイト!
一旦、片付け そのあとは
貴方の想像にお任せします♪」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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