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無、しらね〜人ガ倒ル 〜

 おはよう。

 君に聞きたいことがあって、起きたばかりのことを書きました。自分の目の前で人が車の迫りを知らず、ぶつかろうろしていたらどうしますか。

 僕は知らせようにも声は出なくて、手を出すのが遅れたために助けられませんでした。衝突は無いと思わず、叫ぶべきだったです。

 事故や事件に至るまでの動きがゆっくりに見えていて、瞬間の映像を引き伸ばしたようでした。余りにも鮮やかにと、記憶が焼き付いています。

 第二百六十番のテーマは、事故です。小さな違いによって、大きなショックを受けてしまいました。後悔を抱き、忘れまいと歌います。


 「ある日、僕の目の前で 人が車に跳ねられた

  ()(すべ)もなく倒れてく 見てるしか出来ない

  あと一秒、気付けたら 伸ばした手で(つか)めた

  あと一歩、動けてたら 届いた(はず)だったのに

  どんなに、知識として 多くの事を(おぼ)えても

  起きている事実を前に 時刻(とき)が止まったよう

  もし、()()ないって 思わなければ叫べた

  もし、固まらなければ 支えられていたのに

  なんて、無力なんだろ 悔しさを()み締めた

  助けられなかった想い 忘れられないだろう

  たった、一秒の時間が 未来を変えてゆくよ

  たった、一歩の距離が 関係を壊してしまう」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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