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無、しらね〜星ヲ見ル 〜

 こんばんわ。

 君はどうして泣いているのか知れないけれど、悲しさを感じる何かがあったんだろうなと思えました。夜の風は身に染みて、寒いでしょう。

 僕は声を掛けられず、空を仰いで考えます。月明かりの無いことによって、一層と星々を目にできます。見てごらんと、促してみました。

 時々に(またた)いては伝えたい思いがあるようで、小さきも()せてくれます。暗い気持ちも時間も、忘れてしまうほどに美しい光景でした。

 第二百三十四番のテーマは、星夜です。微力ながらも力になりたくて、言葉を選びつつ話します。立ち上がり歩けるまで、側にと歌います。


 「優しく包み込むよ

  泣いている貴方(あなた)

  闇から救いあげて

  (きら)めく星を指すよ


  夜空(よるのそら)を見てごらん

  (はる)かに遠いとこで

  月無く暗いけれど

  (またた)いた星がひとつ


  小さいけど明るく

  確かに輝いてるね

  苦しい時は(うつむ)かず

  流れる星に願おう


  明日(あした)へ歩み続けて

  諦めないで欲しい

  涙した数は次へと

  繋げる星の絵なり」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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