表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/455

秋、みのり~霜ノ月ヲ ~

 こんばんわ。

 君は十一月の異名を調べてみたことがありますか。古語辞典をめくってみると、五つよりもあったんだ。神楽かぐら神帰かみき雪待ゆきまちと、聞いたことがない。

 僕は白くて付いた田んぼのわらを見るや、作詞してみようって思ったんだ。折角の得た知識を活かせればと、使えそうなものを選びます。

 日本語というものは奥が深く、現在では忘れられてしまった言葉もあるね。若者たちが新たな表現を生み続け、今日もなお増えています。

 第二十二番のテーマは、十一月です。朝に夜に感じたことや行ったことを、楽器はピアノを弾きつつ歌います。


 「神帰る 月を 迎えり

  しも降る 朝は 冷える

  雪待ち 空を 眺めて

  手擦てすり 胸に 温むる


  今歩く 道よ 吹きし

  軽く つちへ 落ちる

  手引き そでに 隠して

  声振り 姿を このみる


  家帰る 夜は 輝きて

  星明ほしあかる 先に 望むる  

  君愛し 歌を 奏でて

  朝昇り 光へ 目指す」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ