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春、やよい〜桜ノ日ニ 〜

 こんにちは。

 君と出会った四月から数えて何年になるでしょうか。家族よりも長いように思える時間を過ごしました。喜び怒り泣き笑いの日々でした。

 僕は卒業の今日を迎え式が始まると、(ようや)く別れが来たって感じます。校長先生の言葉は長くて眠たかったです。聞き流しつつ懐かしみました。

 在校生と最後に会話を楽しみ、見送られます。後輩が涙する理由を解ることにより、笑顔を維持するのが大変でした。幸せ者です。

 第二百八番のテーマは、別れです。然様(さよう)ならの代わりにまたねと、再会を約束します。抱いた想いが届くように書いては声にせず歌います。


 「桜舞う()の頃に 貴方(あなた)と出会い

  桜散る今日まで 過ごしたこと

  桜咲く道を歩き 忘れてないよ

  桜()る風が吹き 懐かしみてる


  さよなら またね ありがとう

  僕にとって大切な ともだちへ

  (ひと)りじゃなかった 二人の日々

  楽しさも苦しさも 越えてきた

  いろんな思い出を 積み重ねて

  深まったキズナは とても強い

  離れても繋がって ()るからね

  また会える日まで 頑張ろうよ

  子どもから大人へ 歩み始める


  さよなら またね ありがとう

  手を固く握り合い 約束をした

  また春を迎えたら 並木の道で

  もう一度 会おう 話をしよう

  花が吹雪(ふぶ)く土手で 飲み合えば

  これまでの思い出 (あふ)れてゆく

  今は嫌なことさえ 棚に上げて

  馬鹿みたいな話で 笑顔になろ

  夕暮れて夜に帰る 明日がくる」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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