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無、しらね〜己ヲ知ル 〜

 こんにちは。

 君は本当の自分を理解していますか。向き合うことをしていますか。上手に隠しているつもりでも、気付かれてしまうものです。

 僕の心は真っ暗な中に独りで座って居て、幼く泣き続けています。表では前を向いて歩む強さを見せるから、寂しさを知ってもらえません。

 他人に対しては気持ちを考えずに、思ったことを言ってしまうのです。踏み込んでおいて踏み込まれたくないと、恐れや痛みから拒んできました。

 第百八十八番のテーマは、気付くです。付き合いが長い人にほど、隠し通せません。時は戻らないからこそ、受け入れようと歌います。


 「本当の私を知りたくない

  逃げて耳を塞いでた

  他人の事は遠慮もせずに

  失敗を笑っていたの

  誰かが言う上から言うな

  貴方(あなた)(あやま)(おか)してる

  気付かれてないと思うか

  強気な(わけ)は隠すため

  泣いている心の弱さをね

  見れぬ(よう)に演じてた

  気付かなかった頃にへと

  戻れも消せもしない

  大事な事を受け入れよう

  知りて前へ進もうね」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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