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無、しらね〜僕ト暮レ 〜

 夕方だね。

 君と呼べる人が居たならば、寂しく歩かずに済んだのかな。夕日がこんなにも暖かくて、優しさがあると知りました。今にも泣きそうです。

 僕は親に何をされようが()り返しせずに、思いが伝わる日が来ることを願ってきました。言うも届かず怒らせるばかり、心を封じゆくのです。

 死にたい。死ねない。自分で命を絶てない。人知れず姿を消そうと、考えを抱くようになります。本当に居るべき所はどこでしょう。

 第百八十二番のテーマは、心です。調べはいきものがかりで、浮かぶままに書き進めました。胸中の悲しみが響けばと歌います。


 「僕は土手(どて)を歩いて 帰る途中で足を止めた

  夕暮れ沈む太陽を 眺めて静か()けている


  僕は此処(ここ)に世界で 生きて()ていいのかな

  誰も見向きしない (ひと)りぼっち泣いている


  僕は想い巡ってた 悲しい時も苦しい時も

  何時(いつ)の日もずっと 貴方(あなた)に望んでいたんだ


  僕の声は届かない 抱き締めて欲しいのに

  それだけの願いも 叶わず過ぎて遠くへと


  僕が待ち続けてる どれだけ数え続けたら

  あの昔のようにね 手繋(てつな)ぐ事が出来るかな


  僕に残された時は 長くないと感じている

  帰ろうか帰ろうよ ()るべき(ところ)へ姿を消す」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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