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無、しらね〜君ヘ思フ 〜

 午後三時だね。

 君と思い出の木の下で座りながら空を見て、助けられてきたことにお礼を言いました。恥ずかしさで向かい合えずも、思いは伝えられました。

 僕は初めての日がいつか覚えてなく、教えてもらって知るのです。恋人になる前だったならば、春に桜の舞う学び()でと懐かしくなります。

 可愛(かわい)いピンクの手帳には沢山の記念することが書き残されて、今日までの時間を大切にしている思いが伝わりました。嬉しくなります。

 第百六十六番のテーマは、幸福です。孤独だった心に光を差し込んでくれて、一人じゃないと優しく包むその声が好きだよと歌います。


 「君の顔を(ひとみ)を見ないで

  「ありがとう」と(つぶや)いた

  僕の背に(そば)に寄り添って

  「こくり」と笑う愛しさよ

  君に初めて出逢いたは

  何時(いつ)だったのか自信ない

  僕に教える(ほお)赤くしては

  開く手帳に沢山(たくさん)の記念日よ

  君は優しくて温かいね

  独り泣き心に光をくれた

  僕は()れから前を向いて

  誰か(ため)にへと手を伸べるよ」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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