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冬、かれる〜雪ガ積ム 〜

 おはよう。

 君も空気の冷たさで目が覚めて、外の景色を見るや着替えたかなと思います。冬の朝は余りにも静かに感じて、時の流れがありません。

 僕は積もりし雪の(きら)めきにより眠たさは吹っ飛ぶも、強すぎたようで頭が優れません。少し痛みがあれど休む訳にいかず、青い顔で外に出ます。

 子供の時は喜んで遊んだのに、学校や仕事に通う今は嫌なものとなりました。待てどもバスは来ないことで、ストレスになります。

 第百六十二番のテーマは、積雪です。冬に対する考えが変わってしまったことを、嘆くと共に寒さの中で立ち続けては歌います。


 「僕が住む街に冬が訪れて

  騒がしい音が()て付いた

  窓の前で雪が軽く舞うよ

  道も家も全て白に染める


  朝になったら積もってて

  光の(まぶ)しさに目が(くら)んだ

  外で人が雪を()退()ける

  嫌だけど()らねば雷なり


  道は滑り(やす)く遅めに進む

  車の長い列が途切れなく

  寒いバス停で待ち続けも

  未だ来なくて(いらつ)愚痴(ぐち)


  何か心の内で複雑なんだ

  遊ぶ時は楽しく笑うのに

  駆り出す作業は(こば)みたい

  嫌になる下がる寒い日よ」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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