表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
146/455

冬、かれる〜星ヲ望ム 〜

 こんばんわ。

 君に星が(またた)いたことを教えようと、空を指したけど伝わりませんでした。町の明かりから離れた丘の上の木にもたれて、白い息を吐き仰ぎます。

 僕は空気の冷たさよりも、身体の熱さを感じながら思いました。今もし一つ流れるを目にできれば、消え去る前に何を願いましょう。

 自分か相手か他の全てに幸せが訪れて、永遠に続けば良いですね。多くを望めないからこそ、一つの望みを叶えようと励めます。

 第百四十六番のテーマは、夜空と星です。雲無き日にはきっと見れるかも知れません。待っている間に話したや思ったを歌います。


 「ほら、またひとつ(またた)いた

  夜の星を指差(ゆびさ)して

  君に教える(そら)の場所

  坂で眺むは二人だけ


  ねえ、もし流れ見付けたら

  何を願うつもりなの

  君は笑顔で返すんだ

  今か今かと待ち遠しい


  あっ、と言う間に過ぎてゆく

  少し慌てもかろうじて

  ()の幸せが続くように

  (ささ)やかな願いを届けたよ」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ