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冬、かれる〜星ヲ望ム 〜
こんばんわ。
君に星が瞬いたことを教えようと、空を指したけど伝わりませんでした。町の明かりから離れた丘の上の木にもたれて、白い息を吐き仰ぎます。
僕は空気の冷たさよりも、身体の熱さを感じながら思いました。今もし一つ流れるを目にできれば、消え去る前に何を願いましょう。
自分か相手か他の全てに幸せが訪れて、永遠に続けば良いですね。多くを望めないからこそ、一つの望みを叶えようと励めます。
第百四十六番のテーマは、夜空と星です。雲無き日にはきっと見れるかも知れません。待っている間に話したや思ったを歌います。
「ほら、またひとつ瞬いた
夜の星を指差して
君に教える空の場所
坂で眺むは二人だけ
ねえ、もし流れ見付けたら
何を願うつもりなの
君は笑顔で返すんだ
今か今かと待ち遠しい
あっ、と言う間に過ぎてゆく
少し慌てもかろうじて
此の幸せが続くように
細やかな願いを届けたよ」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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