表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
145/455

無、しらね〜命ト遺ス 〜

 こんばんわ。

 君は親から何かを受け継いで、今を生きていることでしょう。血や考えや行いなど、知らずして同じになっていたことを知りました。

 僕は良くも悪くも(こだわ)りが強いです。思い込むことがあり、人の話を聞けぬ頃があったのです。母には何を言ってもと思うけれど、叫び合います。

 人形かロボットのように命令に従うだけでないからこそ、分かろうとしてくれない限りは争いも絶えません。傷付き流す痛みに慣れました。

 第百四十五番のテーマは、遺伝です。家族や大人の影響により自分が確立して、疲れ果つる先に別れが来ます。幸せに過ごせぬと泣き歌います。


 「親から子へと(のこ)すもの

  小さな命へと伝うもの

  生きて次へと渡すんだ

  幸せも心へと(きざ)みてく


  子供は親みて育つんだ

  性格は生活で(さだ)まるよ

  嫌でも同じき歩いてく

  今にし者はね家なんだ


  旅立つ日には離れるね

  貴方(あなた)()るの疲れるよ

  注ぎし愛こそ忘れない

  遠くで見てる声がする


  僕のと考えて殺すより

  誰かと繋ぎて叫ぼうよ

  生きる限りは苦しみも

  楽しみ()れば頑張(がんば)れる」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ