138/455
冬、かれる〜桜ヲ待ツ 〜
こんにちは。
君が今も元気で過ごしているを想像しつつ、道の上に立ち居りては空を見上げています。並木の枝にはまだ蕾さえも、付いていません。
僕は卒業の日に道を岐れてから一度も忘れたはなく、行事や生活の思い出が胸の中に鮮やかと残り続けています。再び会える日を待つのです。
何年と付き合った彼女に別れようと告げられたのは、自分の非行を改めぬ所によります。友達という関係で繋がりを絶たれず、光を抱きます。
第百三十八番のテーマは、春桜です。一月なのに早くも咲き誇りを目にしたいと、諦められない心がきっと届いてくれるを信じて歌います。
「桜が咲く日が待ち遠しくて
何時も通う道の並木を見た
今は花も蕾みも無いけれど
脳裏に浮かぶは遠きの景色
冬を乗り越え先に待つ者よ
僕は愛しくて離したくない
君の温もりに助けられきた
春よ来れ直と抱きしめたい」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




