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冬、かれる〜桜ヲ待ツ 〜

 こんにちは。

 君が今も元気で過ごしているを想像しつつ、道の上に立ち居りては空を見上げています。並木の枝にはまだ(つぼみ)さえも、付いていません。

 僕は卒業の日に道を(わか)れてから一度も忘れたはなく、行事や生活の思い出が胸の中に鮮やかと残り続けています。再び会える日を待つのです。

 何年と付き合った彼女に別れようと告げられたのは、自分の非行を改めぬ所によります。友達という関係で繋がりを絶たれず、光を抱きます。

 第百三十八番のテーマは、春桜です。一月なのに早くも咲き誇りを目にしたいと、諦められない心がきっと届いてくれるを信じて歌います。


 「桜が咲く日が待ち遠しくて

  何時(いつ)も通う道の並木を見た

  今は花も(つぼ)みも無いけれど

  脳裏に浮かぶは遠きの景色


  冬を乗り越え先に待つ者よ

  僕は愛しくて離したくない

  君の(ぬく)もりに助けられきた

  春よ(きた)(じか)と抱きしめたい」


 ……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。


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