冬、かれる〜君ト戯レ 〜
おはよう。
君に久し振りに会えて、嬉しく思います。今までふざけるのを抑えていたことで、疼きを感じます。軽めに驚かせ、ぷんすかさせました。
僕は堤防の上で前行く背を見つつ、変わらないなぁと声にせず歩きます。幼馴染みだけど客観的には恋人のようだと、考えてしまいました。
辛い時でも明るく笑い、弱さを見せぬ強さは光です。演技でも良いからそうしようと、泣きじゃくり続けている心を表に出さなくなりました。
第百二十七番のテーマは、悪戯です。遣っても良い時と場を選び、ほどほどにしなければなりません。瞳に残る一つの憶えを歌います。
「君と出会うのが久しぶりな
気がするのはどうしてか
前を歩いている姿を見ては
イタズラゴコロが疼いた
人を驚かすって面白すぎる
遣り過ぎるのは駄目なの
笑う門には福が来るんだと
膨れ面する顔が愛おしい
傍から見ると恋人のようで
ラブラブだと茶化された
違うと即答したが君と被る
敵わないなと照れ笑うよ」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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