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冬、かれる〜恋ヨ再ビ 〜
午後七時だね。
君と別れて、独りになって、迎えたクリスマスは寂しいものです。街を歩けば木や庭などに飾られて、輝くイルミネーションが眩しく感じます。
僕は過ごした日々や魅せられた笑顔を忘れられず、幻に手を伸ばしたこと少なくありません。思い出を消し去りせず、夢に現すほどです。
若し糸が辛うじて繋がっていれば、許してくれるのならば、遣り直したいと願います。次こそは長くずっと、幸せを重ねていきたいです。
第百十六番のテーマは、恋愛です。涙声になりつつも楽しさのある調べで、心の強まりゆくが伝わるように空へと向けて歌います。
「数え 待っていた クリスマスだね
道も 彩られ 驚きが漏れる
雪よ 降るころに プロミスの地へ
恋を もう一度 味わってみたい
甘く 寂しくも クリスマスだね
君と 誓い合う 今後も傍に
詩よ 繋ごうよ フューチァへと
年の 終わるまで 遣りたいを片す」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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