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冬、かれる〜窓ノ冷エ 〜
おはよう。
君の部屋の窓にも結露ができて、空気の冷えが身体の熱を奪うことでしょう。布団から出たくないと思うけど、着替えてしまいました。
僕は外の庭の白さを見つつ頭の中で、雪やこんこと流すのです。本当に犬がはしゃぐかは分からなくも、散歩に連れて行こうと思いました。
今日は晴れだからか太陽の光の暖かさで、少しずつ解け埋もれた草などが出てきます。歩いてみれば土は泥んこで、靴が汚れてしまいました。
百五番のテーマは、出来事と朝です。三段落と書いてきたこの内容を詞に韻を踏み、体を右へ左へ揺らしながら伸びやかに歌います。
「朝の冷えるは外の寒き
窓を開けたら雪が舞う
犬は飛び跳ね庭は白く
日が照りては地よ溶け
跡に残るのは水の濡れ」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
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