青春はあってもなくても大差ない
誰かが言っていた。「俺たちマジで青春してる。青春は無くてはならないもの!そうスパイスとおんなじ!いろんな種類があって刺激的ででも甘いやつとかもあるから。青春スパイス」
青春とはなんなのだろうか?
調べてみると「若い時代。人生の春に例えられる時期。希望をもち、理想に憧れ異性を求め始める時期」と記されている。
「若い時代」これは分かる。確かに俺たちはまだ16や17そこらで世間的にはまだまだ若い。
「人生の春に例えられる時期」意味が分からない。俺の脳みそが腐っているだけなのかもしれないが。人生を季節に例えるとことが間違っているのではないだろうか。それに春が季節の中で一番優れているとは思わない。冬眠していた虫は出てくるし、花粉も飛び回る。それに変質者達の活動を始め出す。春は俺が最も嫌いな季節だ。でも俺誕生日3月なんだよな。
「希望をもち理想に憧れる」言っている事は正しいと思う。確かにこの時期から進路を決めたり夢を語ったりしている奴らが出てくる。でも想ってるだけ、憧れているだけで本気でその夢を叶えようとしている奴が今この瞬間にどれだけいるだろうか。それに本気でそうなりたいならもっと早くに努力するべきだ。口でなんてなんとも言える。自分の夢を口に出す奴ほどたかが知れていると思う。
「異性を求める時期」これはもうイベントみたいなものだ。付き合っていれば勝ち組、付き合っていなければ負け組。そういった単純なイベントだ。俺から言わせればそんなしょうもない事で優劣をつける事自体に意味があるのかが怪しいところだ。付き合ったところでどうせすぐに分かれるのに。
以上4つの事を踏まえた上で俺は結論を出そうと思う。
俺にとって青春はあっても無くても大差がない。だからスパイスなんてのは言い過ぎだ。
せめて例えるなら隠し味のコーヒーがいいとこだろう。入っててもあんま分かんないからな。ちなみにカレーに例えてるからな。