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paradox (パラドックス)  作者: ナカヤ ダイト
道化の楽園(サーカス)編 〜マグニチュード〜
48/55

焦りと現実。

「はああああああ!!!!」

 快晴無風の草原の中、太郎は自身の身長よりも50cmは大きい巨大な斧を真上から振り下ろした。

「…………」

 西洋風の銀の鎧を身にまとった、ピンク色の髪の青年型夢獣(ピエロ)アージンは大剣クレモイアを盾にして防ぐ。

「まだまだ!!」

 太郎は、アージンの胴体を斧で突こうと更に前へ出る。

「…………」

 アージンは大剣クレモイアにエネルギーを貯め、太郎目掛けて振り上げる。

「ぐがぁぁぁぁ」

 斧を粉砕された太郎は後方に吹き飛ばされる。


「くっそっ!!!」

 よろつきながら起き上がった太郎は、再び武器を創造しようと、右手を開き集中し始めた。

「…………」

 アージンは大剣クレモイアを真横に振り向き、斬撃を飛ばした。

「くっ!」

 太郎は右方向へ走り斬撃をかわす。

「……」

 アージンは更に3つの斬撃を太郎に目掛けて飛ばした。

「くっ!? がはぁっっ!!」

 太郎は避けきれず、避けきれなかった斬撃に吹き飛ばされる。


「ストレスレベルが訓練続行の限界値に達しました。バーチャル研修システムを強制終了します」

 冷たい機械のような女性の声が太郎のインカムに聞こえ、視界が真っ暗になった。


「…………」

 機械仕掛けの椅子に座る太郎は、ゆっくりとフルフェイスのヘルメットを取った。

「くっそ!!」

 太郎は怒りを露わに右手で右膝を強く叩いた。


 マオが狭間から出てきてから太郎はバーチャル研修システムを使用しランクAとの模擬戦を行うのが日課になっていた。


「お疲れ様」

 心配そうな顔をした学子は太郎にスポーツドリンクの入ったペットボトルを手渡す。

「サンキュー」

 学子の顔を見た瞬間、太郎はいつものヘラヘラとした笑みを浮かべる。

「…………」

 学子は何も言わずに太郎の隣に座った。

「ふっーーーーー」

 スポーツドリンクを一口飲んだ太郎は、ため息をついた。

「そんなに追い込んで、体は大丈夫?」

 学子は前を向いたまま、呟いた。

「相変わらず心配性だなぁ学子は、でもな頑張るなんて当たり前だ。司も五木も相川も皆んな夢獣ピエロとの戦いに勝つ為に必死なんだ。瑠垣は本当に命がけで闘おうとしている」

 太郎も前を向いたまま返す。

「瑠垣君かぁ。確かに強くて優しいけど、あの子なにもかも自分で背負おうとしてる気がして、それがすごく怖く感じる時があるの」

 学子は落ち着いた声で話す。

「現状ランクSと戦えるのは瑠垣だけだ。今の俺たちはアイツに頼る事しか出来ない、アイツだけに大変な事を押し付けなきゃいけないんだ。俺、総館長が俺たちが瑠垣に付いて行ったところで、足でまといになるって言った時に、その通りだと思っちまった。そんなんで何が班長だ!! 少しでも瑠垣の助けになりたい。ただでさえ差があるのに、立ち止まる訳にはいかないんだよ」

 太郎は立ち上がった。


「太郎くん!!」

 学子も立ち上がり、太郎の右手を両手で優しく包み込んだ。

「太郎くん。頑張ってるから、私と司君はいつも見てきたよ」

 学子は切なさを押し殺したような表情で太郎を見つめる。

「あーぁ。わりい、今のは愚痴だったわぁ。てか俺もダメだよなぁ、また学子にそんな顔をさせちまった」

 太郎はバツが悪そうに頭を掻いた。

「私、愚痴ならいつもで聞くよ。困った事があったらいつでも相談に乗るよ。だけど、オペレーターの私はそれしか、してあげる事が出来ない……」

 学子は泣きそうな声で話す。

「たく、いくつになっても泣き虫サトコだよ、お前は。昔から何も変わらないな」

 太郎はニヤついた。

「もーぉ! 人が真剣に話してるのに」

 学子は両方の頬を膨らませ不機嫌さをアピールした。

「でも、ありがとな。学子がいてくれるから、俺は今ここに立ってられんだ。感謝してる」

 太郎は真っ直ぐ学子の目を見て話す。

「…………ばか」

 頰を赤らめた学子は小声で話した。

「なんだって?」

 聞き取れなかった太郎は聞き返す。

「なんでもないですよーーーーぉだ」

 学子は太郎の手を離し、イタズラに舌を出した。

「なんじゃそりゃ」

 太郎は呆れたように笑う。


「太郎くん」

 学子は真剣な表情で太郎の名前を読んだ。

「?」

 太郎は学子の顔を見る。

「絶対、無理はしないでね」

(私の前からいなくならないで)

 学子も諭すように話した。

「…………サンキュー!」

 太郎は学子の言葉の意味を理解し満面の笑みで答える。

「んじゃ行くぞぉ」

「はい、はい」

 太郎と学子はメインモニター室を後にした。



 全面板張りの闘技場の中、2人の男女が向かい合って立っていた。

「いきます!!」

 白い道義を着た司は、両手にトンファーを持ち前に向かって走った。

「どこからでも来な!!」

 黒のチューブトップに、袴姿で丸腰の崩巌は仁王立ちのまま待ち構える。

「はああああ!!」

 司は左手のトンファーを崩巌の顔面、目掛けて真横に振る。

「……」

 崩巌は司の左手首を右手で触り攻撃を受け流した。

「やあああ!!」

 司は右手のトンファーを崩巌の胴体、目掛けて下から振り上げる。

「……」

 崩巌は、バク転してトンファーを躱す。


「っ!!」

 崩巌が立ち上がった瞬間、司は左回し蹴りを繰り出す。

「!?」

 崩巌は一瞬驚いた素ぶりを見せたが、右手を顔の真横に移動させ、司の左足をガードした。

「なっ?」

(これもダメか)

 司の動きが一瞬止まる。

「あまい!!」

 崩巌は司の胸元に右の正拳突きを繰り出す。

「ごっふ」

 司は胸を押さえて後方に距離を取る。


「なんや、もうおしまいか?」

 崩巌は、胸の前で両腕を組んだ。

「いえ、まだです」

 司は両手のトンファーをしっかりと握り、崩巌に向かいパンチを連打する。

「……」

(へぇ。ええ動きやなぁ)

 崩巌は、柔らかい動きで司のパンチのことごとくを受け流した。

「オラオラ、オラララララァ!!」

 司は、ガムシャラにパンチを連打する。

「やけくそやなぁ。けど、それでええねんで」

 崩巌は、闘志を剥き出しにする司を見て笑みを浮かべる。


「くっ」

(俺はもっと強くならないといけないんだ)

 司は攻撃の当たらない悔しさから奥歯を噛み締める。

「そこまでや」

「がはっ!!」

 崩巌はいとも簡単に司の両手を弾き、回し蹴りを司の両足に繰り出し尻餅をつかせた。


「…………くっ。ありがとうございました」

 司は悔しさに顔を歪めながら立ち上がり、目の前の崩巌に一礼した。

「押忍」

 崩巌も司に一礼した。


「はじめてやなぁ」

「え? 何がですか?」

 崩巌が何気なく発した言葉に司は首を傾げる。

「ウチに負けて、そんな悔しそうにしたのはじめてやろ?」

 崩巌は、嬉しそうに笑っていた。

「いつもこんな感じだと思いますが」

 司は右手を顎に当てた。

「全然ちゃうわ! 今日の組手、司は本気でウチに勝とうと必死やった。いつもの、はなから諦めたような気のない顔じゃなかったで」

 崩巌はノリの良いツッコミを見せた。

「たしかに、今までは俺が師匠に勝てるはずがないか。いつか追いつく目標だと思っていました。ですが、それじゃ遅いんです。俺は今すぐ強くならないと」

 司の顔は真剣そのものだった。

「瑠垣の事か?」

「!?」

 崩巌の一言に司の肩がピクリと反応する。


「その顔、図星やなぁ。瑠垣の異常な程の成長スピード、あのエルと互角に戦う人間の域を超えた実力、司が焦る気持ちも分かるで。でも、焦る必要はない」

 崩巌は諭すように話した。

「ですが!! 今、瑠垣1人で戦っています。同じ班の仲間なのに、俺は一緒に戦う事すら出来ません」

 司は声を荒げた。

「せやからや!!」

「…………」

 崩巌の強い声に司は止まる。

「今、司が焦って無理な稽古をしたところで、申し訳あらへんけど、なにも変わらへん。この際やから、はっきり言っておくで。瑠垣とエルの戦いを見てウチは思ってもおた。これから、どんなに努力したところでランクSには勝たれへん、別次元の存在やて。悔しい事やけど、ランクSと瑠垣の間に割って入るには、ウチらには圧倒的に時間が足りひん」

 崩巌は悔しさから、歯を噛み締める。

夢獣ピエロとの戦争に勝つ事を諦めたんですか?」

 司は少し怒ったような様子で話す。

「ちゃう。逆や、ウチらのやるべき事がハッキリしたんや。ウチらは瑠垣 マオという希望を手に入れる事ができた。その瑠垣がランクSとの戦いに集中できるように、ウチらは更に力を付け、ランクA以下の夢獣ピエロを殲滅せなあかん。こうなったら総力戦や、1人1人が大切な戦力なんや、無茶な稽古でいざという時に戦われへん事は致命傷になる。今は無理をする時ではあらへん」

 崩巌は努めて冷静に話す。

「それは……そうです」

(師匠の言う事は最もだ。だけど、それは瑠垣だけに危険な役目を押し付ける結果になる)

 司は飲み込むように話した。

 

「けどな、今日はホンマに嬉しかったで。今、司は心の底かから強くなろうとしてる。その心があれば、更に上のレベルへいけるはずや、さっきも言ったが今は無理をする時ではない」

 崩巌は悔しさを押し殺したような顔で笑った。

「……!! はい」

(……師匠も苦しんでいるんだ。目の前の強大な敵に、これから先の不透明な未来に……)

 司は崩巌の複雑な顔を見て頷いた。



 マオが富士山に向かい旅立ってから4時間が過ぎ、ユウキはとある部屋の木製のドアの前に立っていた。

「相川です」

 ユウキはノックした。

「? 入れ」

 扉の向こう側から低い男性の声が聞こえる。

「失礼します」

 ユウキはゆっくりと部屋に入る。

「急にどうした?」

 大きな木製の机と黒の革張りの椅子に座っている岸田は、コーヒーの入ったマグカップを片手にユウキの顔を見た。

「岸田司書長、お願いがあります」

 ユウキは鬼気迫った様子で話す。

「なんだ?」

 岸田はマグカップを机の上に置いた。


「麗華の訓練日誌を見せてください」

「………なんだと?」

 しっかりと岸田の目を見据えるユウキに、岸田は面を食らった様子。

「麗華の」

「いやいや、聞こえなかったわけではない。何故だ?」

 岸田は目を丸くしたままユウキの話を遮る。


「私は、結晶の操り人形 (マリオネット)の事をもっと知りたいです。その為に、麗華の訓練日誌が必要なんです」

 ユウキは真剣だった。

「待て!! 相川、お前まさか瑠垣と一緒にランクSと戦うつもりか?」

 岸田は少し慌てたように話す。

「はい、私はマオとずっと一緒にいたいんです」

 ユウキは、なんの躊躇ためらいもなく自分の気持ちを言い放った。

「くっ…… 相川、俺はお前の気持ちが痛いぐらいよく分かる」

 岸田は苦しそうに話す。

「え?」

 ユウキは目を丸くする。

「座れ、俺と麗華が恋人同士だった事は知っているな」

 岸田はユウキを正面のソファーに座らせると、落ち着いた声で話し始めた。

「…………はい」

 麗華の変死を知っているユウキは悲しそうに答える。

「俺と麗華が付き合い始めたのは、夢図書館高等専門の3年生が終わる直前だった。当時の俺は銃の単独創造こそ出来たが体術も成績も並だった。一方、麗華は日本で2番目に現れた結晶タイプであり、同世代でも特質した才能を持っていた。俺たち2人の間には圧倒的な実力差があった。俺は麗華を守れる存在になりたかった。ただ、同じ場所に立ちたかった。それだけ追い求め毎日死にものぐるいで訓練をしたよ。だけど、俺が成長した分いや、それ以上に麗華は俺との差を広げていった。麗華の背中を追う事しか見ていなかった俺は、大切な事を見失っていた」

 岸田はコーヒーを一口飲む。

「俺は自分の事ばかり考えた結果、麗華の本当の気持ちを見失っていた。同時に俺自身の気持ちも見落としていた。俺も麗華も同じ未来を歩みたかった。人を好きになって生まれる純粋な想いだ。だが、当時の俺はそれすら分からない程、訓練に没頭していた。自分の見栄の為に、麗華の気持ちを無視してな……結局、プロポーズも麗華からされ、自分の本当の気持ちを知ってから間もなくして麗華は還らぬ人になった。俺は後悔した……くだらないプライドなど捨てて、麗華と共に歩む事を願っていれば、もっと麗華を幸せにしてやれたかもしれない……未来は変わっていたのかもしれないってな」

 岸田は自身への怒りで肩を震わせていた。

「…………」

 ユウキはそんな岸田を悲しそうな顔で見ていた。


「当時の俺と今の相川は重なる部分がある。愛する人が遠くの存在に感じる気持ちはよく分かる。同じ場所にいたい気持ちも痛いほど分かる。だけど、俺が相川に自分の気持ちを大切にしてもらいたい、お前は瑠垣とどうしたいのか? 俺と同じ思いは相川にはしてほしくない」

 岸田は必死になって心の内を言葉にした。

「…………ありがとうございます」

 ユウキは溢れ出そうな涙を堪えていた。

「マオは、弱音を吐いた事がないんです。いつも、辛い事も苦しい事も溜め込んで、全てを背負おうとしてしまうんです。私はそんなマオの事が大好きで愛おしくて、支えたいと想っています。ですが、もしマオの正義が間違った方向へ進もうとしたら、私が力づくでも止めます。それには、マオの近くいる為の力が欲しいんです」

 ユウキは笑顔のまま言った。


「それはお前の本心なんだな?」

 岸田は確かめるように話した。

「はい」

 ユウキの表情に迷いはなかった。

「待ってろ」

 岸田は立ち上がり、机からお菓子の缶を取り出した。

「この中に麗華の訓練データと、実戦で創造した物資のデータが入っている」

 岸田はお菓子の缶の中からUSBメモリーを取り出しユウキに手渡した。

「ありがとうございます」

 USBメモリーを受け取ったユウキは一礼した。

「ああ、使い方はお前に任せる」

 岸田は再びコーヒーの入ったマグカップを口に付ける。

「はい。失礼します」

 ユウキは岸田の部屋を後にした。


「ふぅーーーー。全くどこかで見た事あるような、不器用なカップルだ」

 岸田は机の上に置かれた写真立てを見て大きく息をはいた。

 写真立てには、筒に入った卒業証書を持った、学生服姿の岸田 剛とセイラー服姿の五島 麗華がツーショットで写っていた。



「ここが富士山か」

 マオは地面の所々からガスが噴射する富士山の5合目に降り立った。



「おやぁあああ!? あの引き継ぎ者が富士山へたどり着いたみたいですよぉ!?」

 薄暗い空間の中、黄ばんだ白衣に身を包んだ町田 幸光は5つの画面の付いたパソコンのキーボードを叩きながら正気と思えないほどに興奮していた。

「ありがとう、瑠垣 マオの現れた位置情報をゴートに送信して。それが終わったら偵察用のドローンは撤収させていいからさ」

 レイは笑みを浮かべた。

「はいぃ。分かりましたぁ。ゴートさん、緯度: 35度21分46.035秒 経度: 138度44分12.019秒の位置に、引き継ぎ者が現れましたよぉ」

 町田は不気味な笑いをしたまま話した。

(わかった)

 ゴートはチェスターコートの右ポケットからスプーンを取り出す。


「頼んだよ。オール、エル」

 レイは目の前に立つオールとエルに向かって微笑む。

「やっはーーぁ!! 任せとけ!!」

 巨漢のオールは丸太のような腕をブンブンと振り回す。

「…………」

 エルはレイを無視した。

(では、オールとエルを指定座標にテレポートする)

 ゴートの声がその場にいる全員の脳内に聞こえた瞬間、オールとエルは一瞬にして消えた。


「レイさん。貴方はつくづくヒドイお方だぁ」

 町田は黄ばんだ歯を見せて笑った。

「ふふふ」

 レイは意味深に笑う。

「それでは、町田 幸光さん。付いて来てください」

 シンは、町田に話し掛ける。

「どこへですかぁ?」

 町田はゆらりと椅子から立ち上がる。

「我々のステージです。レイ様の計画は終盤に差し掛かっていますから」

 シンは歩き出した。

「なるほどですぅ〜」

 町田はシンの後に続いた。


「もうすぐだ。もうすぐ僕の願いが現実に。本来あるべき未来が、僕の手に」

 レイは両手を広げ呟いた。



「!?」

 突然マオの視界が歪んだ。

瞬間創造ソニック!!」

 マオは結晶のシールドを創造し前方から飛んでくる、光の束を防ごうとした。

「随分と柔らかいんだな!!!」

 光の束から突然、荒々しい男の声がした。

「!? なっ。フェッフェイズ(ワン)

 マオは夢獣化ピエロかをし、瞬時に加速して光の束を躱す。


「おおおお! なかなかすばしっこいな!!」

 身長2mを優に超える筋骨隆々の巨漢は、その見た目通り豪快に笑った。

「お前は、ランクS?」

 マオはファイティングポーズを取る。

「お前ら人間ゴミは俺たちの事をそう呼んでいるらしいな!! そうだ、俺がランクSオールだ」

 上半身が裸でスキンヘッドのオールは不気味に笑う。

「待てオール。瑠垣 マオは俺の獲物だ」

「エル!?」

 突然のエルの登場にマオは目を丸くする。

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