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プライドと気持ち

「って、俺たちも早く行かねぇと!!」

 出番が近付き格技場へ走ったマオの姿が見えなくなってから、猛は思い出したかのように話した。

「そうだ! 呑気にしてる場合じゃない。マオの試合が始まっちゃう」

 晋二は慌てた様子で返す。

「早く行こ」

 冷静なユウキは体育館の方を指差した。



『さぁ! 北ゲートから本日のトーナメント戦で最も注目されている出場者が登場します。5月7日の校内ランクC大量発生事件にて、250体のランクCを単独討伐し司書へ飛び級。その後も数々の任務で功績を残し、飛び級から僅か3ヶ月で特別筆頭司書長に任命された逸材。圧倒的な創造スピードの瞬間創造ソニックと、天才的な体術を駆使する。2年Aクラス、瑠垣 マオ!!』

「おおおお!」

「キターーーーー!」

 星野がマオの紹介を終えると、場内はこの日1番の盛り上がりを見せた。


(なんか恥ずかしいな……)

 はにかんだマオは、ゆっくりとフィールドの中央に向かった。


「間に合った!」

 マオがフィールドの中央に立ったのと同時に、猛たちは体育館5階の観客席へ戻って来た。

(マオ、いい顔してる)

 ユウキは母親のように優しい表情でマオを見た。


『南ゲートからは3年Aクラス次席。どんな課題にも満点の回答で答えるクールな執行人、手塚 まこと!!』

「……」

 灰色のショートカットでマオとほぼ同じ体格の手塚は、落ち着きのある表情でマオに向かい立つ。


「手塚ぁ! 頑張れよ!」

「3年の意地を見せてやれ!」

 3年生の男子生徒が手塚にげきを飛ばす。


「おいおい、人事だと思って。よろしく瑠垣君、お手柔らかに頼むよ」

 手塚は呆れた表情で観客席を見たあと、マオに右手を差し出した。

「こちらこそ、よろしくお願いします」

 マオは手塚と握手をした。

「僕にも年上のプライドがあるからね。やすやすと負けるつもりはないよ」

 手塚は両手に3本のやいばの付いた鉤爪を創造した。

「……」

 手塚と向かい合った瞬間、マオはスイッチが切り替わったように表情が消え、周囲の空気はマオを中心に重力が増したかのように異彩な雰囲気へと変化した。

「!?」

(武器も創造しないで、ただ立っているだけなのに、このプレッシャーは一体? 本当にコイツは、昨年まで落ちこぼれだったのか?)

 マオの放つ強烈なプレッシャーに手塚は冷や汗をかき、場内は静まり返った。


「はじめ!」

 山井の掛け声が静寂を切り裂く。


「っ!!」

 試合開始と同時に手塚はマオ目掛けて走り出す。

瞬間創造ソニック

 マオは小さな声で呟いた。


「!?!?」

(あれ空? 僕はなんで倒れているんだ?)

 両手の鉤爪を粉砕された手塚は、フィールドに仰向けで倒れていた。

「……」

 表情が全く無いマオは、創造したロングブレードを右手に持ち刃を手塚の喉元に近付けていた。


「しょっ勝者、瑠垣 マオ」

 山井は呆気に取られた様子で結果を告げた。


「…………」

 一瞬で付いた決着に会場は数秒間の沈黙に包まれた。

『試合開始直後の刹那、瞬きをする暇もなく決着が着きました。瑠垣 マオ2回戦へ進出です』

 スピーカー越しに聞こえた、星野の棒読みになってしまった声が沈黙を破った。


「……これが、特別筆頭司書長の実力……」

「嘘だろ……手塚って、茂武と同じで5年生への飛び級が決まってるんだぞ。それなのに瞬殺って……」

「片腕で手塚を……やっぱり、あいつ化け物だ」

 マオの圧倒的な実力に場内が騒めく。


(こうやって改めて見てみると、よく分かる。やっぱ……マオの強さは他の誰とも違う。別次元だ)

 猛は膝の上に置いた両手を見つめた。


「ありがとうございました」

 マオは先ほどまでの無表情とは打って変わって、仰向けで横たわる手塚に笑顔で右手を差し伸べる。

「あっああ。ありがとう」

 手塚はマオの右手を掴み立ち上がる。

「……」

 マオは後方へ振り向き北ゲートへと戻っていく。



 午前 11:20分


『さぁ! トーナメント戦も午前中最後の試合になりました。準決勝へ駒を進めたのは、2年Aクラス吉村 猛、2年Aクラス五木 晋二、2年Aクラス瑠垣 マオ。そしてベスト4の椅子を掛け2年Aクラスの相川 ユウキと仁科院 夢姫アリスの試合が間も無く始まります」

 星野の実況が会場に響く。


「相川さん、昨日の事で情けをかけ、手加減などされたら承知しませんわよ」

 夢姫アリスはユウキを睨む。

「うん……それとこれとは別だから。手加減するつもりはないよ」

 ユウキは真剣な表情で答える。

「よろしいですわ!」

(相川さんを倒せば司書への飛び級も夢ではありませんわ。そうなれば、マオ様を略奪するチャンスが出来ますわ!)

 夢姫アリスは直径30cmのチャクラムを両手に創造した。

「うん」

 ユウキは結晶で出来た槍を創造した。


「はじめ!」

 両者の準備が整った事を確認して山井は試合を開始させる。


「先手必勝ですわ!」

 夢姫アリスは左手に持ったチャクラムを見当違いな方向へ投擲とうてきした。

「?」

 ユウキは右側上空へ投げられたチャクラムに気を取られた。

「隙ありですわ」

 夢姫アリスは右手のチャクラムを顔の付近へ持ち上げながらユウキに突進する。

「……」

 ユウキは、夢姫アリスが真横に振り抜いたチャクラムを右後方に飛んでかわす。

「ふふふ」

 攻撃を防がれたにもかかわらず、夢姫アリスは余裕の笑みを浮かべる。

「はっ!?!?」

 先ほど夢姫アリスの投擲したチャクラムがブーメランのような動きをして、ユウキの死角となった左後方から接近する。

「うっ」

 ユウキは右側へ仰け反るようにして、チャクラムを避ける。

「よく避けましたわね」

 夢姫アリスは戻ってきたチャクラムを左手で掴んだ。

「……」

(仁科院さん今、私の動きを見切って?)

 ユウキは体制を整える。


「へぇ〜 やるな」

 岸田は頰杖をつきながら口を開く。

「どうされましたか?」

 星野は岸田の顔を見る。

「仁科院だ。仁科院あいつ今、投げたチャクラムの軌道上に相川の死角が出来るように動きやがった」

「たしかに相川さんは意表を突かれた様子でしたが、難なく避けていましたよね?」

 岸田の話に星野は小首を傾げる。

「圧縮率90%を超える結晶タイプの相川の武器と、圧縮率70%台の具現タイプ、仁科院の武器が接触すれば、ほぼ間違いなく仁科院の武器は破壊される。だが、今のように右手のチャクラムでの直接攻撃と、左手で投げたチャクラムが死角を襲う遠隔攻撃を同時に繰り出された場合、相川が右手のチャクラムを破壊しようすると動きが大きくなり過ぎて、死角から飛んでくるチャクラムに反応できなくなる。逆に守りに徹しても、仁科院の直接攻撃と、どこから飛んでくるか分からないチャクラムを同時に避け続ける事になる。今、相川が攻撃を避けられたのは、司書として戦闘経験があったからだ。だが、それも長くは持たない、集中力の限界がくればどちらかの攻撃が当たる。このままだと相川は攻めても負けるし、守りに入っても負ける八方塞がりだ。仁科院にしてみれば、自分の術中に上手く相川をはめ込んだ形になる。こんな作戦、本当によく考えたもんだ」

(相川がこの状況を打破するには……)

 岸田は冷静に話す。


(飛んでくる武器の動きが読めない以上、迂闊に前へ出れない)

 ユウキは背後から接近するチャクラムを左方向へ横っ飛びして避ける。

「さすが、司書ですわね。あたくしのコンビネーション攻撃をここまで避け続けたのは貴女が初めてですわ」

 夢姫アリスは、両手のチャクラムを投擲し、ユウキに向かって右の正拳突きを繰り出す。

(両手の武器を!? しまった)

 ユウキは驚きながらも膝を曲げた低い姿勢を取り正拳突きを躱した。

「!!」

 ユウキの左右から回避不可能なタイミングと角度で2つのチャクラムが接近する。

「くっ」

 チャクラムがユウキの左脇腹を掠める。

「やっと当たりましたわ。次は仕留めますわ」

 飛んできたチャクラムを掴んだ夢姫アリスは、狙いを定めた狩人のような表情で立っていた。

「……」

(間違いない。仁科院さんは、私の動きを完全に見切っている。今、この場において私は仁科院さんよりも弱い……だったら)

 ユウキは槍を両手でしっかりと握った。


「行きますわよ!」

 夢姫アリスは、再び両手のチャクラム投擲し、ユウキに向かい右の回し蹴りを繰り出した。

「……」

 ユウキは大袈裟な動きで槍を右手に持ち替え、空いた左腕を盾にして回し蹴りを防ぐ。

(先ほどよりも動きが大きいですわ。これで、チャクラムを避けるのは不可能、あたくしの勝ちですわ!!)

 夢姫アリスの口角が上がる。

「…………」

 ユウキは夢姫アリスの方を向いたまま、背後から接近する2つのチャクラムを、まるで見えていたかのように同時に破壊した。

「え!?」

 夢姫アリスの顔から先ほどまでの余裕が消える。

「今のは、なっ何ですの? 貴女はあたくしの投げたチャクラムが見えていたのですか?」

 目の前で起こった事が理解出来ず、夢姫アリスは口をワナワナさせていた。

「うんん。見えていなかったよ」

 ユウキは真剣な表情で答える。

「でしたら何故?」

 夢姫アリスは取り乱す。

「仁科院さんは、私の動きを完全に読み切っていたから」

「え?」

 ユウキの言葉の意味を夢姫アリスは理解していない様子。

「この戦いの中で仁科院さんは、常に私の上をいっていた。悔しいけど戦闘センスは仁科院さんの方が上。だから素直に、私は自分が貴女よりも弱い事を認めたの。そして、私の弱点を的確に突いてくる貴女の実力を信じた。だから、貴女がどこを狙っているかが分かったの」

 ユウキは真顔で答える。

「…………負けましたわ。相川さんは御自分のウィークポイントすら強さに変えてしまうのですわね。完敗ですわ」

 夢姫アリスは清々しい笑みを浮かべ負けを認めた。


「勝者、相川 ユウキ!」

 山井は高らかに結果を告げる。


(そうだ。相川があの状況を打破するには、自分の弱さを認め相手の強さを信じる事が必要だった。数ヶ月前の相川には絶対に出来ない事だ。成長したな……やはり、学校に通わせて正解だったようだ)

 岸田は感慨深い表情でユウキを見た。


『試合終了! 勝者は相川 ユウキです。これでベスト4が出揃いました。準決勝の組み合わせは、第1試合 五木 晋二vs吉村 猛、第2試合 相川 ユウキvs瑠垣 マオ。これより、1時間30分の休憩を挟みまして、午後13時30分より準決勝第1試合を行う予定です』

 星野のアナウンスが終わると、観客席にいた人間が各々に立ち上がり始めた。



 マオは体育館の4階、北ゲートにつながる通路へと走った。

「お疲れ」

 マオは試合が終わり通路の向かいから歩いてくるユウキに話し掛けた。

「ありがとう」

 ユウキはホッとしたように頷いた。

「ああ」

「うん」

 マオとユウキは寄り添うようにして歩き出した。


「おぉ〜お熱いねぇ」

 マオたちの正面から岸田が歩いて来る。

「っ!? 岸田司書長!?」

「!?」

 マオとユウキは慌てたように互いの距離を取った。

「そんなに慌てるな。昨日の演劇の映像は山井から見せてもらったから、お前らの事は知ってるぞ。『演技だって分かってる。台本に書いてある事だって分かってる。だけど、ユウキが俺以外の誰かと愛を誓うなんて、たとえそれが演技だとしても嫌だ。そう自分が思っている事が分かったんだ』ってな」

 岸田はニヤケ顔でマオの告白した時のセリフを言った。

「ちょっ!?」

 マオは赤面した。

「う〜〜〜」

 ユウキも真っ赤な顔で下を向く。

「まぁ〜冗談だよ。青春青春。あははは」

 岸田は笑いながら歩き出す。


「今、この瞬間を大切にしろよ」

 岸田はマオとすれ違う瞬間に耳打ちした。

「!?」

 マオの視線は岸田の姿を追った。

「じゃ〜なぁ」

 岸田はマオとユウキに背を向けたまま右手を挙げた。


「…………」

 この時マオはまだ、岸田の言葉に込められた気持ちの半分も、理解できていなかった。


「よかった、今日も誰もいないね」

 マオは誰もいない屋上の扉を開けた。

「うん」

 いつもよりも膨らんだカバンを持ったユウキは緊張した様子で頷く。

「じゃ、座ろっか」

 マオはフェンス側のベンチに向かって歩き出す。

「そうだね」

 ユウキはマオの後を付いて行く。


「見た目は良くないけど、味は普通だから」

 ユウキは自信のなさそうな顔で、水色とピンク色の包みをカバンから取り出した。

「おお」

 マオはユウキが自分の為に、弁当を作ってきてくれた事に感動していた。

「どうぞ」

 ユウキは震える手で弁当箱を開けてマオに手渡す。

「おおお!! ユウキすごいよ!! 美味しいそう!」

 マオの視線は弁当に釘付けになる。

「ありがとう!!」

 ユウキの表情が明るくなる。

 鶏肉と筍の炊き込みご飯、肉じゃが、ほうれん草のおひたし、2つある卵焼きは左右で大きさが違っていた。

「これ、作るのに時間かかったんじゃないか?」

 マオは、手間のかかるおかずばかり入った弁当を見てユウキに問い掛ける。

「少しね。だけど、マオには美味しいものを食べさせたかったから」

 ユウキは照れたように笑う。

「ユウキ……」

(そんなに俺の事を)

 マオはユウキの顔を見つめた。


「なんか、食べるのが勿体ないな」

 箸を右手に持ったマオは、弁当と睨めっこしていた。

「また、作ってくるから」

 ユウキはそんなマオを微笑ましく思っていた。

「うん、いただきます」

 マオはおひたしを食べた。

「…………」

 ユウキに再び緊張が走る。

「美味しい!! これ、すごく美味しいよ」

 マオは目を丸くして喜んだ。

「よかった」

 ユウキは緊張から解放されたのか、肩から力が抜ける。

「やばい、美味すぎる」

 マオは、子供のように一心不乱に弁当を食べ始めた。

「ふふふ」

 ユウキは、弁当を食べるマオをしばらく見つめていた。


「……」

 屋上へと続く扉を少し開け、その隙間から晋二がマオとユウキの様子を覗いていた。

「どうだ?」

 晋二の後方にいる猛は話し掛ける。

「すごくいい感じ」

 晋二は猛に背を向けたまま答える。

「まじか!! 変わって」

「わかった」

 猛と晋二は立ち位置を入れ替わった。

「おお! 本当だ。へぇ〜」

 猛はニヤケ顔で扉の隙間からマオたちを覗き込んだ。

「一時はどうなるかと思ったけど、本当に良かったな」

 晋二は感慨深そうに呟く。

「ああ。あのまま仁科院にマオを取られていたら、完全に俺たちが余計な事をしたせいだったよな」

 猛は安心したように返す。


「ええ、まったくそうですわ」

 猛と晋二の後方から女子生徒の声が聞こえる。

「ええ!?」

 声の方に振り向いた晋二は動きが止まる。

「なっ仁科院!?」

 猛は目を丸くして驚く。


「覗きとは、いい御趣味ですわね。五木さん、吉村さん」

 夢姫アリスは、不機嫌そうに両腕を組んでいた。

「どうしてここが?」

 晋二は額に汗を浮かべながら夢姫アリスに問い掛ける。

「あなた方がマオ様と相川さんの後を付けるところを偶然見かけまして、その後を付けましたわ」

 夢姫アリスはジト目で答える。


「まさか、お前マオとユウキの邪魔をしに来たわけじゃないだろうな?」

 猛は夢姫アリスを睨む。

「いえ。あたくしがマオ様の悲しむような事をするはずがありませんわ」

 そう言って夢姫アリスは、前に歩き出した。

「どいてくださる?」

 夢姫アリスは猛の目をしっかりと見た。

「邪魔するなよ」

 猛は右横に移動した。

「ありがとうございます」

 夢姫アリスは扉の隙間からマオたちを覗いた。


「……」

 数秒の間、マオとユウキを見た夢姫アリスは無言で頷き猛たちの方へ振り向いた。

「あんな幸せそうに笑うマオ様を始めて見ましたわ。やはり、隣に入れない事が悔しいですわね」

 夢姫アリスは階段に向かって歩き出す。


「待て」

 猛は夢姫アリスを止めた。

「なんですの?」

 立ち止まった夢姫アリスは猛の方を見なかった。

「こんな事言うのは間違ってるけど、お前はそれで良かったのか?」

「どう言う意味ですの?」

 猛の質問に夢姫アリスは聞き返す。

「今、思い返すとよく分かる。お前が本気でマオの事を好きなのは見てて分かった。だが、ここ最近のお前はマオとユウキが、付き合うように動いていなかったか?」

 猛は疑問に満ちた表情で話す。

「いえ、あたくしは最初から本気で、マオ様を奪おうとしていましたわ。マオ様を幸せにできる自信がありましたから」

 夢姫アリスは猛に背を向けたまま返す。


「ただ…………マオ様の本当の幸せは、御自分の気持ちを知る事でしか得る事ができないものでしたわ。あたくしは自分の愛おしい人が幸せになる為に、何をすべきかを考えて行動したまでですわ」

 夢姫アリスは階段を下りた。


「……」

「……」

 猛と晋二は誰もいない階段を呆然と見ていた。

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